朝ドラ「虎に翼」主題歌の米津玄師さんのさよーならまたいつか!
軽快でドラマにぴったりな歌ですが、ミュージックビデオ(MV)はドラマの世界観と全然違い驚いた方も少なくないのではないでしょうか?
また、MVの意味も分かりづらいですが、何より米津さんの見た目!
なんで三つ編み?!
しかもやたら肩幅が広い、肩パッドが入ったバブリーな真っ赤のパワーショルダースーツ。
動画の内容と良い、見た目と言いつっこみどころ満載でカオスな「さよーならまたいつか!」MVの考察をしていきます。
米津玄師さよーならまたいつか!三つ編みの考察
色々と気になることは多いですが、まずは一番気になる三つ編みの謎から考察していきましょう。
なんで三つ編みおさげなの?というと…。
めちゃくちゃ単純な考察ですが、三つ編みをくっつけることで、「虎に翼」の主人公のイメージにしたのかなと思いました。
主人公の寅子は、ドラマの最初のだけですが三つ編み、おさげヘアなんですね。
そこから昭和初期、古い時代の女性のインスピレーションを受けたのかなと考察します。
歌や歌詞の根本に「まだ未開拓のところを切り開いていく強い女性」というドラマの世界観があるので、それをおさげで表現しているのでは?
→米津玄師さよーならまたいつか!歌詞の意味考察「ブチ切れ」がポイント!
単純ではありますがそう考察しました。
ただ、普段の髪型の下にくっつけただけの三つ編みというのが、軽いノリでやったという感じもします。
「さよーならまたいつか!」という言葉を軽やかに言いたい。
そんなふうに米津さんがインタビューで言っていたので、軽やかというのも一つ考察のポイントなのかなと思います。
あのギャルピースも軽いノリ感ありますよね。
米津玄師さよーならまたいつか!mvの考察3つ
ひび割れた鏡を覗き込む米津玄師さんのシーンから始まるさよーならまたいつか!のMV。
ここから、映像が徐々に進んでいくのではなく、過去に逆再生される形で映像は進んでいきます。
映像は過去に逆再生されるのに、米津さんは常に歌ってる(前に進んでる)というチグハグが見てて頭が追いつかなくなります笑
場所はアメリカンダイナー。
店内ではバットなどを持って鏡を割ったり暴れる人たちがたくさんいます。
鏡の破片が飛び散る中、素知らぬ顔で席に座って歌う米津玄師さんが、とてもクールで背景とのギャップを感じます。
また逆再生が始まり、アメリカンダイナーの外に出ます。
そしてサビの「さよーならまたいつか!」の部分で謎のギャルピースを決めます。
YouTubeのサムネ画像にもなっているキャッチーな画像ですよね。
2番からは、さらに逆再生の頻度が激しくなり、いろんな場面を行ったり来たりします。
アメリカンダイナー店内に暴れる人はおらず、殺風景だけどお店は綺麗な状態。
最後の逆再生ではお店の中はお客さんで賑わっていて、平和な雰囲気です。
歌の最後は、ひび割れてない鏡を覗き込む米津玄師さんで終わります。
(ここで、この鏡の場所はトイレだったと気づく)
考察1.強い女性が道を切り開いていくのを表現
さよーならまたいつか!は朝ドラ「虎に翼」のために書き下ろした楽曲なので、歌詞の世界観は「虎に翼」の世界観です。
米津さん曰く、主人公は、凛として軽やかで、でもどこかブチ切れている力強い女性。
これらが歌詞に込められています。
歌詞に入ってるということは、MVにもその要素は入れると思うので、となると…。
- 強い女性の象徴は、真っ赤のパワーショルダースーツ
- 暴れ回る人の中ひょうひょうと軽やかに進む姿は主人公
- 暴れ回る人は主人公を取り巻く厳しい環境
これらを表現しているのでは?と考えました。
考察2.「100年前の日本」のあえて真逆をいった
ドラマの強い女性が道を切り開く、というイメージは真っ赤のパワーショルダースーツなどからなんとなく感じるのですが、ドラマの舞台は、100年前くらいの昭和初期の日本です。
ではこのMVの舞台はというと、アメリカです。
ドラマの時代から見て、100年後のアメリカという、ドラマの舞台と真逆を行っている気がします。
しかし、真逆を演出することで、歌詞の中で何度も登場するこの歌のキーワードでもある「100年先」を演出してるのかもしれません。
ただ、そうなるとあんなに暴れ回ってぐちゃぐちゃになる未来って、なんか悲しいですけどね。
過去は平和で賑わっていた店内が、未来ではぐちゃぐちゃに…今の世の中を現しているのだろうか?
ちなみに、MVが公開される前に公開されたアーティスト写真では、服装や髪型はMVと同じなんですが、背景が大自然とこちらもMVとは真逆をいってるんですよね。
考察3.映画JOKERに寄せている?
これは、考察というかそういうSNSの声を見つけたんですが。
『NHK』で好評放送中の朝ドラ「虎に翼」の主題歌、『米津玄師』が歌う「さよーならまたいつか!」の公式MVを見たんだけど、『真っ赤な服を着て三つ編みおさげの米津玄師』が『暴徒に破壊されてるアメリカンダイナー風の飲食店で悠々と過ごす』という意味不明な映像になってて完全に「JOKER」で爆笑。 pic.twitter.com/S8uW7tgK2e
— アントンサン インフィニティ(仮称・解析不能、正体不明の為正式名称が無い) (@TURBODRY1200) April 30, 2024
確かに、JOKERの服装と似てますよね。
暴れる人、その中に真っ赤のスーツのJOKER。
私は映画JOKERの予告しか見てないので、映画の内容までは分からないのですが、映画を見たらさらに似てるところを見つけられるかも…
米津玄師さよーならまたいつかMVの意味考察まとめ
さよーならまたいつかMVの三つ編みの理由。
朝ドラ「虎に翼」の主人公が三つ編みだったので、100年前の女性を表現したものと考察。
さよーならまたいつかMV全体の考察3つ
- 強い女性が道を切り開いていくのを表現
- 「100年前の日本」のあえて真逆をいった
- 映画JOKERに寄せている?
と現時点では考察します。
が、あのつっこみどころ満載なMVは、もっと深い理由や何か裏テーマが隠れている気がします。
ところで、MVの逆再生で過去に戻ってるのに歌は進んでいるというのに、頭が追いつかず、理解するのが難しいのは私だけでしょうか?笑
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