2014年に解散したバンド「andymori」の「すごい速さ」という楽曲がTikTokでバズっています。
すごい速さがリリースされたのは2009年。
ですので、リリースから15年も経っているのに、急に再ブレイクしたのです。
2014年に惜しまれながら解散したバンドなので、ファンとしては嬉しい反面なんで?と複雑な思いのようです。
なぜ15年前の楽曲「すごい速さ」が急にTikTokでバズったのか?再ブレイクした考えられる理由3つ。
について解説していきます。
この記事を書く私は、バンドボーカル歴3年、ピアノ歴10年以上、ギター歴1年の、ちょっと音楽が好きな人です。
andymori「すごい速さ」15年前の歌がなぜ再熱?
andymori(アンディモリ)は3人組ロックバンド。
2007年に結成されて、2014年に惜しまれながら解散しました。
3ピースバンドながら迫力があって疾走感のあるギターサウンドがかっこよく、超有名バンドではないけれど、コアなファンがついているバンドでした。
今TikTokでバズってる「すごい速さ」は2009年の1stフルアルバム「andymori」に収録されている楽曲なのでなんと15年前の曲。
それが今中高生に大バズり。
音楽に合わせて回転するダンスをする動画がアップされています。
2024年4月ごろから徐々に人気が上昇し、5月にはビルボードジャパン音楽チャート「TikTok Weekly Top 20」でトップ10入りを果たし、5/15に公開されたランキングではなんと2位まで上昇しました。
andymori「すごい速さ」がTikTokでバズった理由3個
新しい音楽がバズるのは分かるんですが、15年前の楽曲が再ブレイクってなんだか珍しい気がします。
昭和歌謡とか90年代のシティポップが今アツいとかは、リバイバルって感じで分かるんですが、またそれとは一味違うような…。
うん、昭和歌謡のリバイバルは懐かしくてエモいって感じなんですが、「すごい速さ」は懐かしいというよりリアルタイムな感じなんですよね。
とまぁ、前置きが長くなりましたが、なぜバズったのか?
根拠やソースのない私の憶測多めな内容になりますが、理由を語っていこうと思います。
andymoriレーベルスタッフアカウントが開設された
2023年12月、andymoriのCDデビュー15周年を記念して、InstagramとTikTokのレーベルスタッフアカウントが期間限定で開設されました。
(選んだのが、Xではなく、InstagramとTikTokというところがミソですね)
@andymoriofficial
元々コアなファン、支持者が多いバンドだったので、ファンは大喜び。
再生数が伸びる→様々な年齢層の人にも楽曲が聞かれる。
15年前の歌なので、中高生の親層がandymoriのファンで、子供へ影響を与えた可能性もありそうです。
TikTokにアップされてる音源は他の人も使えるので、ダンス動画に使われるようになり、バズったと推測します。
andymoriレーベルスタッフアカウントが開設される前、2023年11月頃から、すごい速さ楽曲で動画を作ってる人がいました。この方が、すごい速さダンス流行の日付け役でした!
TikTokバズってるandymoriすごい速さダンスを流行らせた人を特定!
回転界隈ダンスにピッタリとハマったから
ちょうど、#回転界隈 とタグをつけて回転するダンスが流行っていました。
2024年3月ごろまでは#回転界隈 といえばこぞって皆、安室奈美恵さんの「GIRL TALK」に合わせて回転していました。
4月から#回転界隈ダンスは「すごい速さ」に切り替わったように感じます。
すごい速さ楽曲は、イントロからAメロの「あのバンドの神父と牛乳を買いに〜」あたりまでを動画に使われることが多いです。
この部分が、回転界隈のダンスにしっくりハマるからです。
【すごい速さダンス内容】
イントロ3秒くらい「ダダダダダッダッダーン」の部分はダンスの準備。
→ちょっと照れた顔を浮かべながら、何人かで並んで立ちます。
歌が始まったら、リズムに合わせて90度ずつ回転するんですが、とても回転しやすいリズムです。
安室さんの「GIRL TALK」よりもリズムが速くて、タイミングも計りやすいと思いました。
ちなみにですが、「GIRL TALK」はなんと2004年リリースの楽曲でした。
回転界隈ダンス、使う歌絶妙に古めやな…。
中高生に刺さる音楽だから
「すごい速さ」は15年前の楽曲ですが、懐かしい、エモい要素の音楽じゃないんですよね。
今聞いて懐かしいというより、「今」「リアルタイム」って感じるんですよね。
中高生のど真ん中を撃ち抜くような。
andymoriが活動していたころファンだった層は、正直複雑な思いのようです。
というのもやっぱり、TikTokで使われる音楽は、動画の背景として消費される音楽だから。
音楽としてではなく、動画の一要素なので、純粋にandymoriが好きな人は、そういう使われ方するのはなぁと複雑な思いになるの分かります。
でも、ファンの人でも前向きな声が多いです。
TikTokでandymoriが若者に流行ってるのはいいこと。
なぜならいつだって高校生の時に出会ってほしいバンドだから。
そんなコメントが多々ありました。
流行ってくれたら露出する機会も増えるし、ファンにすれば聞ける機会が増えるのは嬉しいことですよね。
andymoriの音楽は、いつの時代も中高生に刺さる音楽なのです。
【なぜ】andymoriすごい速さ 15年前の歌がバズった理由3つ:まとめ
今回はandymoriの「すごい速さ」がなぜ急にバズったのか?について解説しました。
考えられる理由3つは…。
- 2023年末にandymoriレーベルスタッフアカウントが開設された(InstagramとTikTok)
- TikTokで流行ってた回転界隈ダンスにピッタリとハマったから
- いつの時代も中高生に刺さる音楽だったから
- 2023年11月ごろからすごい速さ楽曲で動画を作っている人がいた。その人が火付け役
私の憶測が多めな内容ではありますが、結構当たってるんじゃないかなと思います。
個人的に3ピースロックバンドが好きなので、こういうサウンドが再熱、人気出るのは嬉しいですね。
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