独特の喋り方と雰囲気で人気が出たあのちゃん。
バラエティ番組によく出てるので、歌手としてのあのちゃんを知らなかった時は、「この喋り方でどうやって歌うたうんだ?」
と思ってましたが、歌手としてのあのちゃんも独特の世界観で、あのちゃん節で歌っていました。
ただ、歌唱力は?といえばそんなにないような…。
実際「あのちゃん歌上手い?下手じゃない」なんて声もあります。
私も最初はそう思っていたけれど、色々聞いていたら分かった!
あのちゃんは歌唱力はないけれど歌が上手いんです!
あのちゃんは下手そうに聞こえるけれど歌がうまい理由を3つ解説します。
この記事を書く私はバンドボーカル歴3年、ピアノ歴10年以上、ボイトレも3年ほど受けていて、歌のうまさとは何ぞや?というのを日々研究しています。
あのちゃんの歌は一般的な歌唱力はない
あのちゃんはいわゆる一般的な「歌うま」ではありません。
安定した声で歌って、音程も正確で…というわけではないようです。
自分でも「歌うまで売ってない」と、
歌は心で歌う自称「ハート系アーティスト」と言ってますね。
手紙 〜拝啓 十五の君へ〜を歌うあのちゃん。
声がきれいで良いところもあるけれど、こういう歌唱力を試されるような歌は、あまり合ってないですよね。ピッチ(音程)も不安定です。
音程の正確さや安定した歌声、基本の発声方法といった、一般的な歌唱力はないと思うんですが、なのに、なぜ「うまい」と言えるのか?その理由を次の章で解説します。
あのちゃんの歌は下手に聞こえるが実は上手い理由3つ
あのちゃんの歌が、一般的な歌唱力があるわけではないけれど上手いと言える理由は3つあります。
- 表現力がすごい
- テクニックがすごい
- 唯一無二の心に残る歌声
それぞれ詳しく説明しますね。
表現力がすごい
あのちゃんは表現力がすごいです。
さきほどの、手紙 〜拝啓 十五の君へ〜を歌う動画でもそうですが、歌詞に合わせて抑揚をつけ、歌い方をしっかり変えてますよね。
地声ではっきり強く歌う部分、ウィスパーボイスで囁く部分など。
歌詞の世界観を表現しようとしてるんだなーと思いました。
これが、素人とプロの差で、単純に上手いだけでは心に残らないけれど、歌詞の世界感を歌で作り出せる人はプロです。
テクニックがすごい
あのちゃんが歌が上手いと思うところは、多種多様なテクニックを歌や歌詞に合わせて使い分けられるところです。
独特のウィスパーボイス
静かに歌うところは、声優か?と思うほどのかわいいキレイな声で、ウィスパーボイスで歌っています。
鼻声ウィスパーボイスがあのちゃんの声の特徴なので、これをやればモノマネできるかも。
個人的に低音のウィスパーボイスが好きです。
声量はあんまりなさそうだけど。
デスボイス・シャウト
一番強烈で、あのちゃんすげーーーって思ったのはデスボイス+シャウトです。
あんなに可愛い声なのに、めちゃくちゃいかついデスボイス使いこなせるんですよ。
あのちゃんと幾田りらさんのコラボ曲。
53秒あたりから、あのちゃんのカッコいいデスボイスが聞けます↓
なかなか、女性ボーカルでデスボイスやシャウト使ってる人って見たことない。
可愛いから一気にカッコいいに振り切る、高低差がはんぱない。
あのちゃんの演技力についてはこちらです↓
>【動画有】あのちゃんは演技が上手い?喋り方も変わるし迫力がすごい!
唯一無二の心に残る歌声
あのちゃんの歌は唯一無二の、心に残る歌声だと思います。
インパクトが強いというか。
元々持つ独特の声に表現力、そしてぶっ飛んだテクニックが配合されて、唯一無二の歌声になってるんだなと思います。
ただの上手い歌手ではなく、このポジションを確立しているのは凄い。
私は知り合いに、音楽事務所の社長がいまして、名だたる有名アーティストと友達なんですが、その人がよく言うのは、
また、長年ミュージシャンをしている70歳くらいの知り合いに、言われた一言もなるほどだったんですが
そうなんです。カラオケバトルとか見てても今はめちゃくちゃ歌が上手い人が沢山いますよね。でも上手いだけじゃ心には残らないんです。
あのちゃんは「歌うま」ミュージシャンではないかもしれないけれど、聞いて「良かった」「心に刺さった」と言われるミュージシャンです。
あのちゃん実は上手い理由3つ|まとめ
あのちゃんは歌唱力がなく、下手に聞こえるが実は上手い理由3つをお伝えしました。
- 表現力がすごい
- テクニックがすごい
- 唯一無二の心に残る歌声
3つのことから、あのちゃんは歌が上手いと言えます。
上手いというか、心に残るインパクトのある歌声です。
「上手い」は努力で何とかなっても、心に残る歌というのは努力より声質とかセンスとかが必要なので。
あのちゃんの歌は心で歌う、「ハート系アーティスト」ってすごく良い、本質をついた言葉だと思います。
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