ということはないですか?
歌が上手いと言われる人でもこのパターンの人は多くて、微妙な音程のズレに気づけるか気付けないかで、歌唱力は全然変わってきます。
私自身もまさに音程が微妙にズレるタイプで、音程をよくするトレーニングに励み大幅に変わりました。
この記事では、
- カラオケで音程が微妙にずれる原因
- 音程を合わせる練習方法
について詳しく解説していきたいと思います。
以前はカラオケDAMの精密採点で80点台がほとんどでしたが、音程のズレを直す練習をして今は基本どの曲でも90点台が取れるようになりました。
カラオケで音程が微妙にずれる原因6つ
音程が大幅にずれるのではなく、細かくズレる、微妙に上がったり下がったりするというのは、いくつかの原因があります。
- 耳で聴いてる音と自分の声の音程が微妙に合ってない
- 音程のコントロールが不安定
- 緊張している
- 曲のキーが合ってない
- カラオケ音源が大きすぎる
- エコーがかかりすぎている
それぞれ説明しますね。
耳で聴いてる音と自分の声の音程が微妙に合ってない
音程が大きく外れるのではなく、微妙なズレが起こる場合、耳で聴いている音と自分の声がほんのわずかに一致していないことがあります。
音感はあるんですが、自分の声をそのまま聞くと正確な音に聴き取れないのはよくあることです。
細かい音の高さを調整する能力がまだ完全に鍛えられていない状態で、「音感の精度が未熟」と表現することもあります。
音程のコントロールが不安定
微妙にズレる場合、音程を維持するための声帯や喉のコントロールが不安定になっている可能性があります。
声の高さをコントロールする筋肉が十分に発達してない、リラックスしてないなどですね。
歌い出しはまぁまぁだけど、サビの高音部になると外しやすいとか、高低差のあるメロディで音程が不安定になる場合はこのパターンでしょう。
緊張している
緊張していると本来の声を出すのが難しくなります。その理由は以下のとおり。
- 喉や声帯の周りの筋肉が硬直しやすくなり伸びのある声が出しづらくなる
- 無意識に呼吸が浅くなって息がきちんと吸えない
喉や声帯がリラックスしていないと、声のコントロールが難しくなり、特に高音や長い音で音程がズレやすくなります。喉が詰まる感じがして、自由に声を出せなくなることも。
また、呼吸が浅くなると腹式呼吸ができなくなり、息が十分に声を支えられなくなります。結果として、音程が不安定になり音を外しやすくなります。
曲のキーが合ってない
原曲で歌うのが良いみたいな風潮がありますが、自分に合うキー選びって本当に大事です。
高くても歌いづらいし、低くてもうたいづらいし、音を外しやすくなります。
カラオケだとキーは簡単に変えられるので、無理なく気持ちよく歌えるキーを探すことが大事ですね。
私はたまにボイトレを受けてるんですが、好きなのにとても歌いづらい歌があって「この歌が歌いづらいんです」と相談して歌ってみたら、講師の方から↓
と言われ、元々結構高い歌だったので半信半疑キーを上げて歌ってみたら、みたらすんなり歌えるように。
「自分は声が低い」と思っていたけれど以外と高い方が歌いやすいのかと発見でした。
カラオケ音源が大きすぎる
カラオケ音源が大きくて、マイクの音が小さいと音を外しやすくなります。
理由は2つあります。
- 自分の声がきちんと聞こえない
- 外音に対して大きな声を出そうとして正しい発声ができない
結果、音がはずれがちに。
カラオケで部屋に入った時設定されている音量設定は結構大きめです。
みんなでワイワイする分には大きい音の方が盛り上がりますが、練習の時は盛り上がりよりも歌いやすい音量設定が大事です。
エコーがかかりすぎている
声を美しく響かせるために使われるエコーですが、エコーをかけすぎると音程がズレやすくなります。
エコーによって自分の声がたくさん反響して耳に届くので、元の声と反響音が混ざり合い、どの音が本来の声なのかを識別するのが難しくなるんですね。
正しい音がぼや〜んとぼやけてしまう感じです。
なので、音程を正確にとらえたいなら、エコーは下げて練習した方が良いかもしれません。
ちなみに、音程がズレやすい人はビブラートを多用すると、音程が曖昧なのがバレにくくなります。これもエコーと似たような効果なのかなと思います。
音程が微妙に合わない原因は複数ありますが、原因は一つではなく複数ある場合もあります。
私の場合は、音程のコントロールが不安定・緊張している・音源が大きすぎるの3つが原因でした。
元々、AメロBメロなどの低いキーは音程が合っている。
サビの高音部分で微妙に音が下がる(フラットする)タイプでした。
カラオケではそこまで酷くないけれど、生演奏でステージで歌う時など顕著に音がズレていました。これは緊張が原因でした。
また、バンドを組んでからの音合わせ練習ではただの音痴だと思うほど音程が合わず、、
結局これはバンドの音がデカすぎて自分の声が聞こえないからだったのですが。
相当悩んで、音程が安定しないのを直したくて、オンラインボイトレを受けるようになりました。
音程を正確にするためのトレーニング、一人カラオケで録音などをして、今ではカラオケで音程正確率90点台までになりました。
音程が微妙にずれるを改善する方法
音程が微妙にズレているということに気付けたということは、耳が良いのでトレーニングで改善できます。
逆に録音した音源を聞いても、音程のずれに全く気付けない人もいます。そういう人は耳が悪いんだと思います。
私がやって改善したことを紹介します。
カラオケで録音&精密採点する
まずは現状の把握が大事!
録音して採点結果と見比べるのです。
これで、どこが音程を外しやすいかわかったら、次は音程を外しやすい部分を意識して合わせるように歌います。歌い終わったら同じように検証します。
繰り返して、反復練習をすることで音程が正確になってきます。
課題曲を3曲決めてカラオケで練習
1曲を反復練習することで精度が上がってくるので、課題曲を決めて一人カラオケにいきましょう。
でも課題曲が1曲だけだと楽しくないので、3曲ほど決めると良いです。
- 昔から歌いやすい曲
- 高めで難しそうな曲
- チャレンジしてみたい曲
など色んなパターンの曲から3曲選んで、録音&採点の反復練習をしてください。
ピアノ・アプリ・動画で音程トレーニングする
自宅では、ピアノやアプリ、動画などでピッチトレーニングをしましょう。
音程を正確にするためには、音と音の距離感をしっかり叩き込むことが大事。
以下の動画も毎日やると音感がグッとよくなると思います。
こちらは、音が微妙に下にズレる人の喉や声帯のトレーニング用動画です↓
私も声がフラットしがちなので、この動画で練習しました。
短期集中でプロに習うのもアリ!
私は音程を良くするために、ボイトレに通いました。(オンラインですが)
音程をよくする練習を最初3ヶ月ほど続けて一気に音が合うように!
ボイトレを受ける生徒さんは音程に自信がないという人が多いそうで、音程をよくする練習プログラムが作られていました。
講師がピアノで色々な音を弾いて、それを当てるというゲームのような感じでした。
難しかったのは、3和音をピアノで弾いて、高い音、低い音、真ん中の音を当てるというトレーニング。真ん中の音を当てるのが難しかった…。
「こういうトレーニングを続けることで、音程はかなり良くなる」と言われ続けて、めちゃくちゃ音程は安定しました。
音程が悪くて悩まれてる方は短期でも良いので、ボイトレに行くと悩みが簡単に解消できるかもしれません。
カラオケで音程が微妙にずれる原因まとめ
今回は、カラオケで音程が微妙にずれる原因と、改善方法についてお伝えしました。
音程が微妙にズレる原因は色々とあって
- 耳で聴いてる音と自分の声の音程が微妙に合ってない
- 音程のコントロールが不安定
- 緊張している
- 曲のキーが合ってない
- カラオケ音源が大きすぎる
- エコーがかかりすぎている
などの原因があります。一つだけでなく複数の可能性もあります。
ただ、大幅な音痴ではなく微妙に音程がズレる人はたくさんいるので、それに気付けたということはとても耳が良いということ。
音程トレーニングをすれば改善して思い通りの歌が歌えるようになります。
ぜひ実践してください!
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