朝ドラ虎に翼の主題歌の、米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」
朝に合う爽やかで軽快なメロディとリズムで、どことなく闇もあり、癖になる楽曲です。
が、どこか聞いたことあるメロディというか、何かに似てる…そんな風に感じた方も少なくないと思います。
そこで、今回は
- さよーならまたいつか!に似てる楽曲2曲
- さよーならまたいつか!が何かの曲に似てると感じさせる理由
について解説していきます。
この記事を書く私は、バンド歴3年、ピアノ歴10年以上、ギター歴1年で、コードが少しだけ分かります。
米津玄師さよーならまたいつか!似てる歌2曲
まずは、米津玄師さんの、さよーならまたいつか!を聞いてみましょう。
軽快でリズミカルなメロディ。
ですが、なんかやっぱり米津さんらしい一癖ある感じの歌ですよね。
さよーならまたいつか!に似てる2曲はこちらです。
- 「桜の森」星野源
- 「夜空ノムコウ」SMAP
なぜ似てるのか、理由を詳しく説明していきますね。
「桜の森」星野源
1曲目は星野源さんの「桜の森」です。
さよーならまたいつか!に似てますよね。
似てるか理由は以下の2つです。
- 使う楽器やアレンジが似てる
- コードもほんのり似ている
使う楽器やアレンジが似てる
さよーならまたいつか!のアレンジや使ってる楽器が「桜の森」にとても似ています。
特にストリングス(バイオリンなどの弦楽器)を、リズミカルに入れてるアレンジがとても似てて、星野源ぽさが出てるのかな〜と思いました。
実は、私は最初さよーならまたいつか!を聞いた時、星野源さんの楽曲ぽいと思ったんです。
「見上げた先には燕が飛んでた気のない顔で〜」の後の、デロロロンって音とか、めっちゃ源さん音やなと。何かの楽曲で使ってたはず…
星野源さんの歌って、パッと聞いて「あ、源さんだな」と分かる独特の曲であったり、使う楽器に特徴があると思うんです。
で、調べたらYahoo!知恵袋に「桜の森」に似てるという声がいくつかありました。
とはいえ、桜の森はブラックミュージックぽい感じで、さよーならまたいつか!は和風な感じがするので、アレンジや楽器が似てても、世界観は違うと感じています。
コードもほんのり似てる
Aメロのコードが、最初の部分だけすこーし似てました。
さよーならまたいつか!
「どこから春が巡り来るのか知らず知らず大人になった」までのコード
Cmaj7 Cmaj7 B Em7
桜の森
「あそこの森の」までのコード
Cmaj7 CmM7 B7 Em7
並べて比較すると…
- さよーなら Cmaj7 Cmaj7 B Em7
- 桜の森 Cmaj7 CmM7 B7 Em7
ほぼ一緒に見えます。
ただ、桜の森はフレーズがだいぶ短いんで比較対象としてアリなのか?微妙なところです。
が、アレンジが似てる上に、歌い出し最初の部分がほんのり似てると、あれーなんか聞いたことあるぞ、となると思います。
ですが、サビまでいくとまったく似てません。
「夜空ノムコウ」SMAP
2曲目はSMAPの「夜空ノムコウ」です。
これも、SNSで似てると動画を上げてる方がいたので、なるほどーと思いました。
サビ入りの、最初の部分が似てると思いました。
- さよーなら 「だれかと〜恋に落ちて」
- 夜空ノムコウ「あれから〜ぼくたちは〜」
の部分。実際のところ最初の4文字のだけ似ています!
続くフレーズは、
- 恋に落ちて〜⤵️
- ぼくたちは〜⤴️
このように歌い方も違い、続くメロディも全然違います。
本当にサビの入りの一部だけが似てるってだけですね。
使う楽器やアレンジも全然違うし、コード進行も全然違いました。
なので、なーんとなくあの曲っぽいな〜と一瞬思い起こさせるレベルの、似てるでした。
さよーならまたいつか!似てると感じる理由は和の音階が入ってるから?
さよーならまたいつか!のAメロの最初、「どこから春が巡り来るのか、知らず知らず大人になった」のメロディ、なんか和風な感じしませんか?
昭和の時代を描いた「虎に翼」という朝ドラの世界観に合ってるなと。
最初聞いた時私は思いました。
その理由はなぜなのか?調べて気づいた、和の音階が用いられているようです。
ここら辺はあまり詳しくないので、憶測になりますすみません
「ドレミソラ」の5つの音で楽曲を作ると、なんか和風やな〜と懐かしく感じるのです。
余談ですが、沖縄に行ったらあちこちで流れてる沖縄民謡。「ドミファソシ」の5つの音で作られています。この5つの音で楽曲を作ると沖縄っぽくなります。
「どこから春が巡り来るのか、知らず〜」までの部分が、ヨナ抜き音で作られたメロディでした。
和風だな〜となんとなく感じさせるものだったのです。
Aメロの最初にこの音を使うことで、懐かしくて、日本人の心を一瞬で掴むのではないか?
と思いました。
その一方で、昔から日本の歌に使われていた、子供の頃から一番聞き馴染みのある音階。
なので、「あ〜聞いたことあるわ」「なんかの曲に似てるな」と感じやすいのでは?
私の素人推理になりますが、そう推測しました。
さよーならまたいつか!MVの意味を考察|三つ編みの理由を読む>
JPOPでもヒット曲にはこのヨナ抜き音階を用いられることは多いそう。
日本人のDNAに組み込まれた、懐かしくて聞き馴染みのあるメロディですもんね。
米津玄師さよーならまたいつか!似てる歌2曲まとめ
米津玄師さよーならまたいつか!似てる曲と、何かに似てると感じさせる理由について解説しました。
似てる曲2曲は以下です。
- 「桜の森」星野源
- 「夜空ノムコウ」SMAP
全体的に似てるのは「桜の森」です。
特にイントロやAメロが似ています。ただしサビに関しては全然似てません。
一方、サビの一部分だけ似てると感じるのは「夜空ノムコウ」でした。全体的には似てません。
また、さよーならまたいつか!が何か聞いたことあるわ〜と感じてしまう理由の一つに、和の音階を用いた部分があるからなのでは?と私は思っています。
以上、米津玄師さよーならまたいつか!似てる曲と、何かに似てると感じさせる理由でした!
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