ドラマ「アンメットある脳外科医の日記」のオープニング曲になっている、上野大樹さんが歌う「縫い目」。
不安定で悲しげなメロディで、エンディングのテーマソングであるあいみょんの「会いに行くのに」とはかなり対照的です。
オープニングはサビの20秒程度しか流れないんですが、「ん?なんかめっちゃ聞いたことある曲だな!」と思いました。
20年ほど前によく流れていた楽曲にです。
聞けば聞くほど、めちゃくちゃ似てると確信にいたりました。
この記事を書く私は、バンドボーカル歴3年、ピアノ歴10年以上、ギター歴1年の、ちょっと音楽が好きな人です。
上野大樹「縫い目」に激似てる曲は「月光花」
上野大樹さんの「縫い目」に似てる曲は、Janne Da Arc(ジャンヌダルク)が歌う月光花です。
サビ以外は似てないんですが、サビが激似です。
聞き比べてみましょう。
上野大樹さんの「縫い目」(サビの手前から再生するようにしています)
Janne Da Arcの「月光花」(サビの手前から再生するようにしています)
めちゃくちゃ似てますよね。
まず、サビの入りの部分(以下の部分)が似てます。
- 縫い目…「胸の奥鳴り止まない」
- 月光花…「月の欠片を集めて」
そして、サビの途中のこの歌詞の部分↓
- 縫い目…「わかっていても、わかることのない」
- 月光花…「散りばめても、あの頃へ〜」
この部分が、縫い目を聞いてて「あ、ジャンヌダルクだ〜」と強く感じさせた部分だと思います。
ジャンヌダルクの月光花は2005年にリリースされています。
当時よく有線でこの曲が流れていて、とても人気があったと思います。
ジャンヌダルクはビジュアル系バンドで、この頃ビジュアル系ってあまり流行ってなかったと思うんですが、この歌はとても良い歌だったので人気で、長らく有線の人気曲のチャンネルで流れ続けてたように覚えています。
エンディングテーマ「会いに行くのに」もイントロがめちゃくちゃあの曲にそっくり‥
→【会いに行くのに】あいみょん似てる歌3曲|イントロが激似!
縫い目と月光花のコードを見比べてみる
縫い目と月光花、とても似てるのでコードが似てるのか?と思い見比べてみました。
※コードとは和音のこと。それぞれの和音に、AとかBとか色んなコード名がついてます。
縫い目「胸の奥鳴り止まない」まで
Am7→Fmaj7→G→C
月光花「月の欠片を集めて」まで
Am →G →F →Em
うん、比べるとコードは似てないですね。
なので、コードというよりは、歌のメロディが単純に似てるんでしょうね。
メロディは似てるけれど、どちらも違う悲しみが秘められた楽曲で、どちらもとても惹かれますね。
縫い目は「アンメットある脳外科医の日記」のドラマのために書き下ろされた楽曲。
記憶の縫い目、感情の起伏、誰もが持っている曖昧な境界線を描ければと制作しました。
不安や葛藤には優しさがあってこその衝動だと、本来の心根に辿り着ける架け橋のような曲になればと思っています。上野大樹さんのコメント
出典:音楽ナタリー
不安定で寂しい、そして謎めいている…。
そんな印象を持ったのは、このドラマのストーリーに合わせて書かれた楽曲だからですね。
そして、上野大樹さんのコメントを読んで、改めて最初から最後まで歌をしっかり聞くと、歌詞に引きこまれました。
記憶障害の主人公ミヤビの気持ちを代弁しているような歌詞で、記憶障害になったことのない人がこの歌詞を生み出すのは、、すごいなと。
記憶がなくてもどかしい思いを実際しているかのような、細かな描写や心の葛藤が描かれています。
20秒のオープニングで一瞬でインパクトを残す歌だなと改めて思いました。
上野大樹「縫い目」に激似てる曲まとめ
ドラマ「アンメットある脳外科医の日記」のオープニング曲「縫い目」に似てる曲は、Janne Da Arc(ジャンヌダルク)が歌う「月光花」でした。
聴き比べるとサビがとても似ていました。
ですが、コード進行は違ったので、偶然メロディが似たのかなと思います。
どちらも悲しみや寂しさが感じる美しいメロディでした。
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