- 酷い咳で眠れない。
- 風邪は治ったのに咳だけ続く。
- 夜になると咳がひどくなって眠れない。
そんなことないですか?
私は、酷い咳で眠れない日々が1週間以上続くという経験を人生で2回しました。
たかが咳、と軽くみられがちな咳ですが、今までの人生の中で1位2位を争うほど辛い経験でした。
「痛い」とかよりも咳は辛いと思いました。
その理由は、咳を確実にすぐに止める方法があまりないからです。
そして、酷い咳は眠れないからです。
人間、1週間もまともに眠れないと精神的に病みます。
そんな咳でもがき苦しんだ私が、藁にもすがる思いでやった対処法で、楽になった方法を3つご紹介します。
咳で眠れない時の対処法3つ
咳で眠れない時に私が試して良かった対処法はこちらです。
- のど飴、龍角散を舐めながら寝る
- 濡れマスクを付けて寝る
- 座って100均加湿器を膝の上に置いて寝る
咳を止めたくて、ネットで検索して様々な方法を試しました。
体を温めた方がいいから、カイロを貼れ。
いや冷やす方がいいから気管支あたりに冷却シートを貼れ。
など色々試したけれどどれもイマイチ。
私にとって、龍角散・蒸気・座り姿勢というのが咳が楽になるポイントでした。
それぞれの対処法を詳しくご紹介します。
1.のど飴、龍角散を舐め続ける
咳がひどいとき一番スッキリできたのが、のど飴の龍角散でした。
夜になると発作のごとく、激しい咳が出始めます。
そんな時、すぐに龍角散を舐めると一気に落ち着きました。
龍角散ならぬ、龍角様と思っておりました〜
なので、常に舐め続けていたらだいぶマシだったんですが、ネックなのが龍角散はノンシュガーではないこと。
そしてそれなりの大きさのある飴なので、喉につまる可能性があることです。
何かいい方法はないか?と探したところ「龍角散タブレット」という小さくてノンシュガーのタブレットがあることを知りました。
これなら虫歯の心配はない!
早速買ってみると、龍角散より…マズ…美味しくないんです。
龍角散もそんなにおいしくないですが。
ですが、味云々言ってられない。
味は置いておいてメントール感は普通の龍角散と一緒だったので、寝る前や咳が酷くなりそうな時は永遠に舐めていました。
布マスクを濡らしてつける
色々試してみた結果、私の場合、湿気や蒸気があると咳がましになると気づきました。
なので、激しい発作のような咳が出たらお湯を沸かして、蒸気を吸うと一気に楽になったのです。
この蒸気を永遠に吸い続けられたら…と思い、寝る時は布マスクを濡らして絞って付けていました。
普通のマスクをつけるよりも、濡れたマスクを付けてるほうが随分と楽でした。
世間的にとても不評だったアベノマスクですが、濡れマスクをする時に便利で、わが家ではめちゃくちゃ重宝しています。
座って100均加湿器を膝の上に置いて寝る
咳が酷い時に横になって寝るとより酷くなりませんか?
私は横になって寝ると地獄のように咳が酷くなったので、横になって寝ることは諦めました。
隣の部屋で寝てる夫が心配で起きてきて、救急病院に連れて行こうとされたほどです・
ヨギボーみたいなビーズクッションを持っていたので、それを壁側に置いて、座って寝るようにしていました。
このクッションです↓
↑この写真のような姿勢で寝ていました。
また、蒸気があると楽になると気づいてからは、携帯加湿器を常に持っていました。
座って携帯加湿器を膝に置いて、それを吸いながら寝るという、ぱっと見地獄ですが、それでも眠れないよりマシです。
めちゃくちゃ重宝したのが100均(ダイソー)の携帯加湿器です。
100均なのに500円するんですが、持ち運びやすいし、横に倒してもこぼれないんですね!
加湿器を膝の上に置くと、寝るとどうしても倒れてしまうんですね。
普通の加湿器って、結構倒れると水が漏れやすいものが多いんですが、この100均加湿器はこぼれないので、めちゃくちゃありがたかった。
実は初代100均加湿器は1年で壊れてしまったんですが、それでも必須アイテムになったので今年も買ったのです。
「家庭用のネブライザーもあるよ」と、喘息の方に勧めてもらい買おうか迷いましたが、一旦100均の加湿器でしのげました。
これら、いろんな方法を試しながら、なんとか1日1時間、2時間と徐々に眠れるようになりました。
ちなみに、喘息の人に勧められたネブライザー(吸入器)はこれです。
ところで、この激しい咳の原因はなんだったかと言うと…
私の激しい咳の原因はマイコプラズマ肺炎でした
激しい咳の原因は何だったかというと、私の場合はマイコプラズマ肺炎という細菌に感染していました。
「眠れないほどの咳が10日以上続く」という経験を人生で2回しましたが、2回ともマイコプラズマ肺炎でした。
マイコプラズマ肺炎は風邪と間違われやすく、病院でもなかなか気づいてもらえません。
私は1回目のマイコプラズマ肺炎の時は、何回も病院をハシゴしましたが、どの病院でも風邪による気管支炎と言われて、気づいてもらえませんでした。
そして半年後に採血をして判明しました。
2回目の時は、普通の咳止めでも全然きかないと言うと、医師が「マイコプラズマが流行ってるからそれかな?」とすぐに気づいて採血をしてくれました。
そしてすぐに抗生物質を出してくれました。
抗生物質を飲むと2日ほどで咳症状が楽になりました。
マイコプラズマ肺炎だと普通の咳止めがほぼ効かないので、咳が続いておかしい?と思ったら精密検査をしてもらうことをおすすめします。
マイコプラズマ肺炎以外にも、風邪ではなくて咳が長引くこともあります。
詳しい症状や体験談はこちらに載せています。
1ヶ月酷い咳が続いた私がやって眠れた方法まとめ
咳を止める方法ってネットで調べると色々ありますが、どれも私には効果がありませんでした。
3分で止めるツボとか、ここにカイロを貼ればすぐ止まるとか。
そういう簡単なものじゃないです。
私にとって効果があった方法は、龍角散・蒸気・座る姿勢で寝る、という3つの方法でしたが、これも超即効性があったという訳ではありません。
楽になるな〜程度でした。
1週間ほどはまともに眠れなくて、一睡もできぬまま差し込む朝日をみた時「絶望」という漢字が目の前に浮かびました。
それくらい辛かった。
でも、病院に通い採血で調べてマイコプラズマ肺炎と分かり、薬をもらってからは一気に良くなりました。
酷い咳が続く時は市販薬に頼らず早く病院に行ってください。
私の経験があなたの役にたちますように。
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