宮島は日本三景のひとつとされる、美しい島です。
そんな宮島の代表的な観光スポットが厳島神社。
潮の満ち引きにより表情を変える厳島神社の、海に浮かぶ不思議な姿を見たくて、満潮時間に合わせてスケジュールを組んだんですが‥
ツメが甘く見る事ができませんでした。なぜだったかというと・・
厳島神社の満潮干潮時間
海に浮かぶ厳島神社を見るには、一番潮が満ちている満潮時に行かないといけないので、満潮干潮時間を調べます。
私が行く日の満潮・干潮時刻は、
- 満潮・・・8時と20時半
- 干潮・・・14時と夜中の2時
宮島観光協会 年間潮汐表
となっていました。
厳島神社の営業時間は・・・6時30分～18時（変更あり）
なので、8時の満潮時に合わせて行こう！という事に。
しかし私も一緒に行った友人も朝が弱く、ダラダラしていると9時にフェリー乗り場に着いてしまいました。
でもまぁ9時ならまだ満潮から1時間しか経ってないし～と思っていたら
これがいけなかった！！！
さきほどの、宮島観光協会 年間潮汐表、この年間潮汐表を見て時間を確認したのはいいのですが、注意書きに
※『厳島港』の場合は、本表より若干早まる事が予想されます。
と赤字で書いているではないか！！
これは、満潮・干潮時刻というのは、広島港の場合の時刻で、厳島港へ行くとこの時間より早まりますという意味。
つまり満潮予定時刻の8時以前に、厳島神社では満潮を迎えていたっぽいんです。
宮島に着くと誘惑だらけ！厳島神社に辿り着けない！
フェリーに乗って、宮島に到着すると‥（この時既に9時半ごろ）
シカが！！野生のシカがたくさんいるのです。
500頭ほど生息している、とは知っていましたが、こんなにたくさんいるなんて！
子供は大喜びで触りに行きます。それがかわいらしくて親は写真を撮ります。
そんなことをしている間に時間は過ぎていきます・・・
シカと子供のコラボレーションの誘惑に負けずに、厳島神社を目指して歩くと・・
牡蠣を焼くニオイが～・・！！
本場広島の牡蠣！！食べたい(;O;) においに悩殺されそうになります。
そして、雑誌に載ってた牡蠣カレーパンやら、もみじ饅頭やら、あらゆる誘惑が厳島神社までの道のりを遮ってくるのです。
コノヤロー！！朝の空腹時に、全部うまそうじゃないかー！！！
あらゆる誘惑をかわしたり、いや、負けてしまったりしながらも厳島神社を目指し歩く事（普通に行けば10分程度）
海に浮かぶ鳥居が見えてきました！！！
わぁー！！海に浮かぶ鳥居だぁ！！また鳥居をバックに家族写真なんかを撮ったりして・・
神社が見えてきました。
・・・・潮が引いてる・・・・・・(゜o゜)
時刻は10時半頃・・・・で、水がない！！（満潮と思っていたのは8時）
鳥居は海に浮かんでいるけれど、神社の境内は引いていました。
ショック！中途半端な時間に来てしまったようです。
日によって全然違う、潮の満ち引き
干潮、満潮とは言うけれど、時期によって水位が全然違います。
潮位100㎝以下で鳥居のところまで歩いて行ける。
となっていました。
大潮や小潮、長潮など、潮の満ち引きの種類は様々。
鳥居を歩いてくぐりたいと思って、干潮時刻を目指していったけれど、実はその日は長潮で、干潮時の潮位が130㎝だったら、鳥居のところまで歩ける100㎝より30㎝オーバーしていて、歩いては行けないかもしれません。
逆に海に浮かぶ厳島神社を見たかったけれど、満潮になっても潮位が低いこともあります。
また満潮が朝の6時と、夜の7時という場合もあり、神社まだ開いてない！ということもあります。
宮島観光協会の年間潮汐表には年間のスケジュールを書いてくれているので、旅行の計画を立てるならベストな潮の日を選ばれた方が良いですね。
厳島神社のベストタイミングは？
ベストなタイミングの厳島神社を見るためには、潮の満ち引きに合わせて
行く日にち、時間を決める事が大事です。
さらに、
- 年間潮汐表の時間より若干速くなる事を仮定して、早めに行くようにする。
満潮が見たいなら、満潮の時刻に行こうとするのではなく、干潮から満潮の間に行くようにする方が良いと思いました。 - シカやカキなど、あらゆる誘惑で思い通りに進まない事を想定内に入れて、行動する。
- お土産物や、もみじまんじゅうはどこでもあるので、後からにする。
時間によって表情を変える厳島神社は神秘的で美しく、一度は行ってみる事をおすすめします。
⇒宮島観光の所要時間はどのくらい？宮島までアクセスやフェリーの時間は？
コメント