一人カラオケで練習して、歌が上手くなりたい!
一人カラオケで練習すると確実に歌はうまくなります。
ただ、一人カラオケだと続けて歌えてしまうので、いきなりたくさん歌って喉が枯れることもあり、せっかくの練習が台無しになってしまうこともあります。
そこで、この記事では一人カラオケしまくって精密採点80点台から90点台になった私が、
- 歌唱力アップする効果的な一人カラオケの練習方法7選
- 一人カラオケで喉を枯らさず歌うコツ7選
について解説します。
一人カラオケの効果的な練習方法7選
一人カラオケはきちんと練習すれば歌唱力は着実にアップします。
私は数年前から一人カラオケデビューしたのですが、元々DAMの精密採点で80点台、90点台はたまにしか出ませんでした。
ですが今では基本90〜95点という点数が出せるようになり、音程やリズムも安定しました。
でも、ただダラダラするだけでは上手くはないりません。
私が実践している効果的な一人カラオケ練習方法を7つお伝えします。
- 録音する(必須)
- 採点を入れる
- カラオケ前に発声練習をする
- 1つの曲を繰り返し練習する
- 原曲と聴き比べる
- 低めのキーや高めのキーで練習する
- 鏡を利用して歌う姿勢をチェックする
一つずつ解説しますね。
録音する(必須)
歌唱力アップにはとにかく録音が大事!
自分の歌声というのは、録音しないと分かりません。
客観的に自分の歌声を知ることが大事なので、歌ってる間は全て録音しましょう。
そして、1曲歌い終わったらすぐ次の曲を歌うのではなくて、録音を聞いてみてください。
採点を入れてる場合は、ここで音程外してるなどより分かりやすくなります。
普通のiPhoneの既存録音アプリで録ってます。
自分の声を聞くのがイヤと最初は思うかもしれませんが、徐々に慣れてきます。
そして、耳もよくなってくるので耳が良くなると歌はうまくなります。
原曲と聴き比べる
録音した声を聞いただけでは、どこが良くてどこが悪いのか比較対象がないから分からないですよね。
そこで、比較対象に原曲(歌手本人)と聴き比べてみます。
- 自分との違いは何なのか?
- なぜ歌手は上手いと感じるけれど自分は違うのか?
など聴き比べます。こうすることで本当に耳が鍛えられます。
私は小6の時からこの練習方法(カラオケではなく自宅で録音してました)をしていたのですが、めちゃくちゃ耳が良くなって、友達とカラオケに行く年頃(中3くらい)には、周りから「歌が上手い」と褒められるようになりました。
この方法はプロのボイトレ講師も勧めている方法で、
「自分の歌とプロの歌手の違いは何かじっくり聴き比べてみて」
とボイトレ講師に言われたことがあります。
ただ、原曲と聴き比べるというのは歌手本人の歌に寄せてしまうところがあり、モノマネっぽくなってしまいがちです。
これを良いと捉えるか悪いと捉えるかは人それぞれですが。
もしイヤな場合は、同じ歌でカバーしている人もYoutubeなどで探して聴き比べるのも良いでしょう。
採点を入れる
今の採点機器は本当にすごくて、、そして辛口です笑!
そんな辛口な採点、精密採点を使いましょう。
カラオケDAMの精密採点なんかは、テレビ番組でカラオケバトルなんかにも使われていますよね。
昔のカラオケ採点なんて簡単に90点台、100点も出せてたのに、精密採点はそうはいきません、、
精密採点を使うことの良いことは、視覚的に自分の良いところと悪いところが分かるという点です。
例えば、カラオケDAMの精密採点で私の場合だと…。
- リズムの評価が高い
- 表現力がめちゃくちゃ低い
私の場合は大体どの採点もこのグラフになるので、私の良いところはリズム感で、悪いところは表現力。曲によっては音程が悪かったりします。
修正ポイントが目でみて分かるわけです。
また、歌っている時に音程バーが出ますが、外したらすぐ色で分かるし、外してなくても音程バーが最後にキラキラと光る色で音程正確率が分かります。
ここが音程を外しやすい、ここは音程を当てやすいというのが分かると、こちらも修正するところが見えてくる訳です。
カラオケ前に発声練習をする
カラオケに行く前か、到着してすぐは発声練習をしましょう。
発声練習はYouTubeなどにありますし、独自の発声練習を作っておくのも良いです。
個人的によく利用している発声練習がこちら↓
発声練習をすることで、腹式呼吸ができるようになり声が安定します。
すぐに枯れることなく長く一人カラオケを楽しめるんですね。
また、ストレッチも効果的です。
歌は喉だけではなく体全体を使って歌っているので、首や肩がこっていると声が出にくくなります。
私はたまにボイトレも受けてるんですが、ボイトレの先生曰く、歌う前は肩回ししてリラックスすること。
そしてふくらはぎのストレッチも肝心だそうで、ふくらはぎストレッチをすることで声が出やすくなるんです。
1つの曲を繰り返し練習する
歌唱力を上げるための練習には、1つの曲をじっくり繰り返し練習することが近道です。
苦手な部分やうまく歌えない箇所を繰り返し練習することで、その部分の精度が上がります。こうすることで、他の曲でも同じような部分が出た時に綺麗に歌えるようになるんですね。
1曲完璧に歌える歌ができると、人前で歌う時にも自信を持って歌えますし、それが1曲、2曲と増えていくとどんどん自信がついてきます。
低めのキーや高めのキーで練習する
「原曲キーで歌うのが良い」という暗黙のルールみたいなのがありますが、キーは色々変えて歌うのが良いです。
その理由の一つ目は、自分が歌いやすいキーを見つけることができるからです。
もう一つは、色んなキーを安定して出す練習にもなるからです。
低いキーに関しては限界があるので、これ以上低いのは無理と思ったら頑張る必要はないですが、高音に関しては練習次第で安定して出せるようになります。
鏡を利用して歌う姿勢をチェックする
カラオケの個室には大体鏡が置いてあります。
せっかくあるんだから活用しないわけはありません。
歌う時は姿勢良くするのが良いと言われますが、実は歌い方によって姿勢を変えた方が歌いやすくなったりするのです。
お腹からしっかり声を出す曲の場合は、前傾姿勢になった方が声が出しやすかったりします。
この歌の時はこの姿勢が歌いやすい、ということを掴むためにも自分の姿勢を意識して歌ってみましょう。
【簡単】歌モノマネやり方3ステップ|プロガイドボーカル三上雅則さん伝授
一人カラオケで声を枯らさないためのコツ
一人カラオケは、誰かの歌を待たずたくさん歌えるのが魅力ですが、逆にすぐ声が枯れてしまうというデメリットもあります。
せっかく来たのに声が枯れてしまうともったいないので、声を枯らさず歌うコツを紹介します。
- 発声練習から始める
- ウォーミングアップに最適な1曲を決めて行く
- 飲み物に注意する
- こまめな水分補を心がける
- 無理に高音を出さない
- 適度に休憩を取る
- マイクやカラオケ音源などの音量の調整をする
それぞれ説明しますね。
発声練習から始める
発声練習に関しては前章でもお伝えしましたが、カラオケに行く前、行った後に先に発声練習をしましょう。
声を安定させて枯れないようにするために必須です。
また、腹式呼吸をすることを意識してください。
ウォーミングアップに最適な1曲を決めて行く
ウォーミングアップに最適な歌いやすい曲を1曲決めていきましょういきましょう。
歌手の方も「ウォーミングアップに〇〇の歌をいつも歌う」と言っていましたが、そういう1曲を持っておくと良いですね。
無理に声を張り上げなくて良い、自然と声が出しやすい、歌い慣れた歌が良いです。
飲み物に注意する
飲み物によっては声が枯れやすくなるかもしれないので、歌う時は飲み物に注意しましょう。
以下は歌う時は避けた方が良い飲み物です。
- 炭酸飲料
- カフェイン入りの飲み物
- 乳製品
カフェインは体から水分を奪いますし、炭酸飲料も喉には良くありません。
乳製品は痰がからみやすくなるため、歌いづらくなってしまいます。
一方、温かい飲み物は喉を温め血行を良くしてくれるので、歌う時に最適です。
こまめな水分補を心がける
喉が乾燥すると声が枯れやすくなってしまいます。
カラオケ中はこまめに水分を補給をしましょう。
特に冷たい飲み物は喉の血行を悪くしてしまうので、歌ってる時は良くありません。
常温の水やぬるま湯、温かい飲み物が喉を保護するのに効果的です。
無理に高音を出さない
無理に高音を出そうとすると喉に大きな負担がかかり、声が枯れやすくなってしまいます。
喉に力を入れて無理に声を出そうとしたり、高音を出そうとした時に声は枯れてしまうんですね。
自分の音域に合わないと思ったら無理せずキーを下げるか、力を入れて歌うのではなくて裏声を使います。
裏声になると一気に声が小さくなる、という方も無理に高音は出さず裏声を使ってください。そうしているうちに裏声が強化されて、太い裏声(いわゆるミックスボイス)が出るようになります。
適度に休憩を取る
一人カラオケは待ち時間がないのが良い点ではありますが、張り切ってたくさん一気に歌うと喉に負担をかけてしまいます。
1曲歌ったら少し休憩を入れるのが一番良いですが、一人なので退屈ですよね。
私は、毎回録音するので1曲歌い終わったら録音を聞くようにしています。
こうすることで、すぐに自分の歌も確認できるし、休憩もできるのでおすすめです。
マイクやカラオケ音源などの音量の調整をする
カラオケを歌い始める時は、マイクとカラオケ音源の調整をしっかりやってください。
カラオケボックスの音量は、大体の場合大きめの音量で設定されています。
複数人でワイワイするために大きめの音量で設定されてるんだと思いますが、一人カラオケの場合そこまで大きい音は必要ありません。
カラオケ音源が大きくてマイクが小さいと、無理に声を張ろうとしてしまうので、自然な声でも歌える音量に調節してください。
また、エコーは上げすぎると音程が掴みづらくなります。
基本設定より少し下げて歌う方が、自分の音程を掴みやすくなります。
一人カラオケの効果的な練習方法7選・声を枯らさないコツ!まとめ
今回は、歌唱力アップする効果的な一人カラオケの練習方法と、喉を枯らさず歌うコツについて解説しました。
効果的な一人カラオケの練習方法7選。
- 録音する(必須)
- 採点を入れる
- カラオケ前に発声練習をする
- 1つの曲を繰り返し練習する
- 原曲と聴き比べる
- 低めのキーや高めのキーで練習する
- 鏡を利用して歌う姿勢をチェックする
喉を枯らさず歌うコツ7選。
- 発声練習から始める
- ウォーミングアップに最適な1曲を決めて行く
- 飲み物に注意する
- こまめな水分補
- 無理に高音を出さない
- 適度に休憩を取る
- マイクや音源などの音量の調整をする
これらの練習方法を繰り返し行うことで、着実に歌は上手くなります。
ぜひ実践してみてください。
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