NHKのオリンピックテーマソング、YOASOBIの「舞台に立って」が、オリンピックに合わないとか、歌詞が薄いとか、うるさいだとか、批判されています。
私はそんな声を知らず、何ならオリンピックテーマソングにYOASOBIが抜擢されたことも知らず、流れてきたこの歌を聞いて感動したので、評判を見てびっっっくりしました。
人それぞれ感じ方は違いますが、YOASOBI舞台に立っては本当にオリンピックに合わないのか?薄いのか?
世の中ではどのように言われているのか?実際の声と、筆者が歌詞を読んで感じたことをまとめました。
YOASOBIオリンピック曲が合わない・薄いの声
YOASOBIオリンピックテーマソング「舞台に立って」がオリンピックに合わない、薄いと言われる実際の口コミをいくつかピックアップします。
「アスリートの汗と涙、泥臭さとはまったく合わない、こうなることは予想できたけど、やっぱりねー。やはり全世代に響くような楽曲でないと厳しい。
そういう意味では「栄光の架け橋」ってスゴい曲だし、今までも歌い継がれるのも頷ける。」「現代の曲は少ない歌詞に多くの言葉を詰め込むのが流行っているので、パッと聞いても頭に入りにくい面はあるかも。多分フルでしっかり聞くといい曲だと思うので、今度聞いてみます。」
「ひたすら高音が流れていて、短時間ならいいが、延々と流れていると疲れてしまうし、イラついてしまう。」
「休む間もなく言葉を雨あられのように畳み掛けるので、余白がなく、一つひとつの言葉を噛み締められない。結果、頭に残らない。」
出典:Yahoo!ニュース
Xの声↓
YOASOBIの曲自体はすごく可愛くて素敵だけど、オリンピックにはちょっと合わない気がする…
ドラマチックだったり、感動的ではないってゆーか、胸が熱くなる感じしないなぁ
ずっと聴いてるとキンキンする— ねじこ (@nejireta_nejire) July 31, 2024
肯定的な意見↓
YOASOBIの「舞台に立って」がNHKのオリンピック主題歌で評判悪いらしいんだけど。
早口で聞き取れないオジサンは歌詞だけ読んでみて欲しい。文字だけで泣ける。— こぶら (@piratesofcobra) August 2, 2024
舞台に立っての楽曲について、多かった意見をまとめるとこんな感じです。
- 歌詞が多すぎて、早口なので何を言ってるか分からない
- テンポが早く軽い感じなのでオリンピックの重さがなく合わない
- 高音なので聞いてるとしんどい
- オリンピックテーマ曲はゆずの「栄光の架橋」で良い
比較に「栄光の架橋」を挙げる方がめちゃくちゃ多くて驚きました。
そんな名曲だったんだ…
これらの意見を発してるのは(憶測ですがおそらく)中高年世代が多く、中高年は高音・テンポ速い・早口の歌は聞くのがしんどいそうです。
「速い曲は何言ってるか分からないからしんどいわ、、」とよく聞きます。
ただ、今回の曲は他のYOASOBI楽曲と比べて実はそこまで早口ではないんですよね。
さらに演奏も今回は電子音でなくギターサウンドで、20年前くらいに流行ったバンドブームの時みたいな曲。ある意味ちょっとダサくてエモいし懐かしい感じなんです。
なので、YOASOBI=早口でスピード早くて難易度の高いボカロ曲(=中身がない)のイメージが先行してる部分はあるのかなと思います。
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YOASOBI舞台に立ってはオリンピックに合わない・薄いのか?
舞台に立ってはオリンピックに合わない?
オリンピックに合わないというか、オリンピック視聴者(層)には合わないです。視聴者層が中高年なので。
やたら比較対象として挙げられるこれぞオリンピック名曲と言われるゆずの「栄光の架橋」や大黒摩季の「熱くなれ」などが評価される理由は
- インパクト大でキャッチーな歌詞がある
- 声が重くてパンチがある
- 口ずさみやすい
こういう楽曲がオリンピックらしい!と評価されているので、それでいうと今回の「舞台に立って」は上記要素の逆なので合わないです。
長年オリンピックを見てきた中高年世代にとっては、今までとテーマ曲のテイストが違ってピンと来ないとなるのでしょう。
そして、YOASOBIが刺さる世代はテレビを見てないので、こういう意見が多くなるのは仕方ないのかなと思いました。
舞台に立っては薄い?
今までのオリンピックで評価される名曲と比較すると、合わないと感じる「舞台に立って」ですが、曲が薄いか?と言われると全く薄くなく、逆に激重で泥臭い歌です。
正直今までのオリンピックの名曲とされてきた楽曲の方が薄いと感じます。
キャッチーでインパクトのあるフレーズさえあればOKなんですから。
「熱くなれ」は、大黒摩季さんの迫力のある声で「もっと、もっと熱くなれ!」と歌われたら確かに耳から離れないですが、歌詞をじっくり読むとただの恋愛(片思いで告白しようかな的な)の曲で、オリンピック???関係なくない?って感じですし。
まぁ、オリンピックのために作ったわけじゃない曲がオリンピックに起用されただけかもですが。
その点、YOASOBI「舞台に立って」は、めちゃくちゃアスリート目線。
すごくアスリートに寄り添った歌詞です。視聴者にはピンと来ないかもしれませんが。
だから、薄いというかじっくり歌詞を読むと逆に重いし、泥臭いし汗臭いです。(ギターサウンドがまた泥臭さを助長してます)
でもそれをikuraちゃんの声や演奏で軽くポップにしているのが凄い。
舞台に立ってに似てる曲についてはこちらで紹介しています。
【名曲】YOASOBI舞台に立って歌詞の感動ポイントを解説
歌詞をしっかり読むと全く中身が薄くなく、むしろ重い。
アスリート目線のかなりリアルな歌詞だと感じます。
憧れ続けて、イメージしてきた夢を叶える瞬間と、そこに至るまでの日々について書かれていて、アスリートだけじゃなくて、夢を追ってる人や目標を持って頑張ってる人にも届けてる歌詞なんだろうなと。
じっくり読むとちょっと泣けてきます。
未来の私の背中をひたすら追いかけた
きっともうすぐ見えなくなる、重なり合う
そう信じてる ここが私の未来だ(舞台に立って 歌詞)
「もうすぐ見えなくなる」というと、終わりのイメージ、ネガティブな歌詞かと思いましたが、じっくり歌詞を読むとそうではなかった。
憧れていた未来に今が重なり合うから「もうすぐ見えなくなる」と言ってるんだと。
なんとリアルな表現だろう!
大きく吸った息を吐いて、もう一度目線をあげれば
かさぶたばっかの毎日も今に繋がってると思えた
そうだ夢に見ていた景色の目の前に立っているんだ(舞台に立って 歌詞)
大きく吸った息を吐いて、目線を上げるという細かい描写。
Ayaseさん元アスリートだったんですか?と思ってしまいました。
夢が叶った時、しんどかったこと苦労したことが全て報われていく、、そんな心境を切り取ってる歌詞だと思いました。
にしても、すごくリアルでアスリートに寄り添った言葉だと感じたんですが
それはきっとAyaseさん自身が、アスリートではないけれど、音楽を志していつか大きな舞台に立つんだと頑張ってきて、その夢が叶った瞬間を味わってるからだろうなと。
他人は好き勝手ばっかりいうし
もう何のために戦ってんだろってわかんなくなって(舞台に立って 歌詞)
これは、ネットやSNSなどでの誹謗中傷で傷つけられたアスリートの代弁なのかなと。
競技以外の戦わなくて良い場所に敵がいて、何のために真剣に勝負してるか分からなくなるということだろうと思います。
代弁というか、問題提議というか、「誹謗中傷やめろ」という牽制なのか、分かりませんがあまり他では取り上げられないネガティブな問題に光を当てた1フレーズだと思いました。
これら舞台に立っての歌詞を読んで、夢が叶う時見える世界ってこんな感じなんだと、すごくリアルに実感しました。
オリンピックを見てる視聴者(中高年層)には刺さらないかもしれませんが、競技してるアスリートには刺さる音楽なんじゃないかなと。
そして、夢を追って頑張ってる人にも刺さる歌です。
まぁ、大会の現場でこの曲が流れるかは不明ですが。
YOASOBI舞台に立っての歌詞を一度読んでみて!
YOASOBIはテンポが速く高音で難易度の高いボカロっぽい音楽なので、じっくり聞く音楽というよりBGMとして流す音楽みたいに思われがちですが、どの歌も歌詞がめちゃくちゃ良いです。
先入観を捨ててぜひ歌詞だけでも読んで欲しい。
歌詞を読んだあと楽曲を聞いたら、ただのテンポの速い高音の難しい曲とは思えなくなりますよ。
ところで、これを書く筆者はアラフォーなので中高年です。
散々、中高年にはYOASOBIは刺さらないだろうとか言っておきながら、自分も中高年です。笑
が、YOASOBIはめちゃくちゃ聞いてるし、ほぼ全曲覚えていて歌えます。
「カラオケで絶対歌わせてやらない」という作者(Ayase)からの挑戦だと感じるので(違うか?)、攻略したくて新しい曲が出るたびじっくり聞いて練習しています。
でも、毎度歌詞を読んでは感動してます。
音楽にはそういうゲーム的な楽しみ方もあるんだなと、昨今の難易度高いボカロ曲を聞いて思います。
>YOASOBI舞台に立って似てる歌3曲|NHKオリンピックテーマ曲
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