歌手の歌い方を見て、どんなふうに歌えば似るんだろうな?
この人の歌声が好きだから、寄せたいな。
と思うことはないですか?
私はめちゃくちゃ思うタイプで、好きな歌手の声を出したいと常に研究しています。
(そして本当の自分の声は行方不明です)
この間、カラオケのガイドボーカルを仕事にしていて、300人以上の原曲を完全に再現してきたプロガイドボーカル三上雅則さんがテレビに出演していて、歌モノマネのやり方を詳しく紹介してくれていました。
それもとてもシンプルで分かりやすい!
歌モノマネが好きな私は「分かる!分かってたけれどこうロジックでは説明できなかった!」と思うことだったので、共有したいと思います。
歌モノマネは超シンプル、たった3ステップでできます。
【簡単】歌モノマネやり方のコツ3ステップ
歌モノマネのやり方、カラオケのプロガイドボーカル、三上雅則さんが言っていたやり方は以下の3ステップです。
- 声の高さのポジションを決める
- 息漏れ度合いを調整する
- 特徴や発音をまねする
それぞれ説明しますね。
1. 声の高さのポジションを決める
ステップ1は声の高さです。
モノマネしたい歌手の声の高さがどれくらいか?
じっくり聴いて、自分の声の高さをその人の高さに合わせます。
男性だと喉仏の位置が分かりやすく上下するので、声の高さポジションをまずは決めます。
ものまね歌手の青木隆治さんも、喉仏の位置を動かしてモノマネしたい歌手に合わせると言っていました。
2. 息漏れ度合いを調整する
ステップ2は、息漏れ度合いです。
歌声には、息の成分が多い息漏れボイスな人と、息の成分が少ないハッキリした発声の人がいます。
例…男性だとATSUSHIさんは息漏れボイス、女性だと手嶌葵さんがめちゃくちゃ分かりやすい息漏れボイスです。
平井堅さんは手嶌葵さんの歌声を「ほぼ吐息と言ってました。
モノマネしたい歌手が、息漏れボイスなのか、ハッキリボイスなのかじっくり聞いてみましょう。
そして、ステップ1.2を図にしたのがこちらです!
モノマネしたい歌手が、この4つのゾーンどこの声の方なのか、じっくり聞いてからモノマネしてみましょう。
4つのカテゴリー全てモノマネできたら、あとは応用になってくるので、誰でもモノマネできるというわけです。
3. 特徴や発音をまねする
ステップ3は、特徴や発音です。
ここが結構難しいところで、特徴が掴みやすい人と掴みにくい人がいるんですよね。
例えば、よくモノマネされている福山雅治さんは、すごく特徴が掴みやすい方です。
歌い出しの最初に一回グッと低くなる、その部分はエッジボイス、しゃくり上げる歌い方。
割と誰でも簡単に真似できる特徴があります。
また、三上さんはポルノグラフィティの岡野さんの声を真似していましたが「岡野さんの声を真似する時は、ハッキリ発音する。」とのことです。
一語一語の粒をしっかり立てる、どちらかというと母音より子音をしっかり発音する感じですね。
Aimerさんとかは逆にはっきり言葉は発音はせず、気怠く歌う感じです。
オマケ・語尾を研究する
三上さんが伝授してくれたモノマネのやり方は上記の3ステップです。
プラス、似てると思わせるのに重要(と私が思ってる)のが語尾のまとめ方です。
- 語尾をどんなふうにまとめてるのか?
- ビブラートはどんなかけ方か?
歌声はイマイチ似てなくても、語尾のまとめ方が似てると、「あ、なんか似てる」と思わせることができます。
【簡単】歌モノマネやり方のコツ3ステップまとめ
カラオケのプロガイドボーカル三上雅則さんが伝授してくれた、歌モノマネやり方のコツ3ステップをご紹介しました。
- 声の高さのポジションを決める
- 息漏れ度合いを調整する
- 特徴や発音をまねする
ものまねしたい歌手の声が、ステップ1.2の4つのゾーンのどこにカテゴライズされるか、じっくり聞いてからモノマネしてみましょう。
歌モノマネを極めると、おのずと歌が上手くなります。
そして、いろんなところで人気者になれます。
私も、飲み屋さんで歌うとよく隣のお客さんにボトルを奢ってもらえたり、支払いがタダになったりするので、一芸としてやっててよかったと思います笑
コメント