2024年も夏の甲子園高校野球大会が開催されます。
今年は例年以上の猛暑日で、ついに今年から2部制も導入されることになりました。
新たな試みにより、チケットの買い方や販売スケジュールも例年と少し違うので、詳しく見ていきましょう。
この記事では、
- 販売スケジュール
- チケットの値段
- 前売り券・当日券の買い方
- 日陰になるおすすめの席、1・3塁を画像で比較
をご紹介します。
筆者は直近で2024年の春の選抜を見に行きました。
その時の写真も入れながら、席のおすすめなど解説していきます。
2024年の夏の高校野球甲子園チケット情報
甲子園のチケットを購入される方に、2024年以降のチケット事情をまずはざっくり解説します。
夏の高校野球甲子園のチケットは、前売り券(全て指定席)・当日券の2種類がありますが、今はほとんど前売り券がメインになってきています。
以前は、前売り券が売り切れても当日甲子園球場に行けば当日券が買えるとのが普通だったのですが、コロナ以降チケット購入の仕方が色々と変わりました。
当日券は必ず販売している訳ではないので、なるべく前売り券を早めに買っておきましょう。
お盆期間などは特に人気ですぐ前売り券が売り切れになるので、早めにです。
また、2024年は昨年と少し変更になったことがあります。
暑さ対策として、8/7〜9の3日間のみ、午前の部と夕方の部の2部制が導入されています。
この3日間のチケットは、午前の部か夕方の部どちらかを選んで買うことになります。
2部制が導入されたことにより、チケットの買い方や販売スケジュールにも少し変更があるので注意が必要です。
詳しく見ていきましょう。
夏の高校野球2024甲子園チケット販売スケジュール
夏の高校野球2024甲子園チケット販売スケジュールですが、
- 8月7日〜9日 2部制実施日
- 8/10以降の通常日
- 準々決勝以降
以上の3パターンで、チケット購入方法や販売時期が違います。
8月7日~8月9日(2部制実施日)スケジュール
インターネットでの購入
- 7月17日(水)午前10:00から観戦日前日の22:00まで(クレジットカード支払い)
- 7月17日(水)午前10:00から観戦日4日前の23:59まで(コンビニ支払い・チケットぴあのみ)
コンビニ店頭機械購入
- 7月19日(金)午前10:00から観戦日前日の22:00まで(セブンイレブン・ローソン・ミニストップ)
8月10日~3回戦の販売スケジュール
インターネットでの購入
- 7月23日(火)午前10:00から観戦日前日の22:00まで(クレジットカード支払い)
- 7月23日(火)午前10:00から観戦日4日前の23:59まで(コンビニ支払い・チケットぴあのみ)
コンビニ店頭機械購入
- 7月25日(木)午前10:00から観戦日前日の22:00まで(セブンイレブン・ローソン・ミニストップ)
準々決勝以降の販売スケジュール
インターネットでの購入
- 観戦日前日の午前10:00から22:00まで(クレジットカード即時決済のみ)
※準々決勝以降は、コンビニ店頭でのチケット販売はなし。
準々決勝以降は、インターネット購入のみ、支払いはクレジットカード決済のみと、なかなか厳しい設定です。
3パターンあるので、販売スケジュールも、買い方も少々複雑になっています。
夏の高校野球2024甲子園チケットの値段
2部制度実施日のチケットの値段
席 種(エリア) | おとな | こども |
中央指定席(下段、中段、上段) | 2,000円 | |
1・3塁指定席(下段、中段、上段) | 1,700円 | 500円 |
アルプス席 | 800円 | |
外野指定席(下段、上段) | 500円 | 100円 |
通常日〜決勝まで
席 種(エリア)
|
おとな | こども |
中央指定席(下段、中段、上段)
|
4,200円 | |
1・3塁指定席(下段、中段、上段)
|
3,700円 | 1,200円 |
アルプス席 | 1,400円 | |
外野指定席(下段、上段)
|
700円 | 200円 |
その他、複数名で座れるボックス席・ペア席など、通常の席とは違うラグジュアリーな席もあります。
複数名で行く場合は、利用してみるのも面白いかもしれません。
夏の高校野球甲子園チケット前売り・当日券の買い方
夏の高校野球甲子園チケットの買い方は、前売り券(全て指定席)と当日券がありますが、
当日券は当日になってみないと販売されるか分からないので、基本は前売り券を買いましょう。
前売り券の買い方
前売り券は以下3つの方法で購入できます。
- インターネットからの購入(クレジットカード即時決済)
- インターネットからの購入(コンビニ支払い)
- コンビニ店頭機械からの購入
ですが、準々決勝以降は、インターネットからの購入・クレジットカード即時決済でしか買えませんのでご注意を。
インターネット購入できるチケットサイト
URL | |
チケットぴあ | |
ローソンチケット | |
あさチケ | |
甲チケ |
チケット販売してるコンビニ店頭機械
- セブンイレブン
- ローソン
- ミニストップ
当日券の買い方
当日券は、席に余裕のある日のみ販売となっています。
販売場所は、甲子園球場の入場券売り場です。
2019年の写真なので値段が違いますね。
販売時刻ですが、具体的な時間について甲子園の情報に記載はなかったのですが
毎年行ってる人(私の家族)の情報だと、大体試合の1時間前くらいから販売始めることが多いそうです。
お盆や準々決勝以降をのぞいた平日は、割と席が空いてることが多いので、当日券が販売されると思います。
ただ、1回戦でもくじによっては好カード揃いな日もあります。
こういう日は、前売り券も早く売れるので、当日券は販売されないかもしれません。
夏の高校野球甲子園おすすめの席|1・3塁を画像で比較
まずは、甲子園球場の座席全体図から。
画像引用:第106回全国高等学校野球選手権大会
以下4つの席があります。
- 中央指定席
- 1・3類指定席
- 1・3塁アルプス席
- 外野指定席
快適に観戦できるおすすめの席、結論を先に言うと、中央指定席の中段以上、もしくは1塁指定席の中段以上です。
中央指定席
値段:4200円
いわゆる、バックネット裏の席です。
日陰でシートが良く、間近で見える一番良い席です。
上段・中段・下段がありますが、下段と中段以上で少しシートや環境が違います。
下段
最も至近距離で観戦できる、臨場感あふれる席。
TOSHIBAプレミアムシートというクッション性のある最上級のシートでテーブル付き。
ただ、下段は銀傘と呼ばれる屋根がないので、雨が降ると濡れます。
屋根はないけど午前中は割と日陰で、午後から日がさしてきます。
中段・上段
グリーンプレミアムシート・グリーンシート。
ちょうど良い距離ですが、バックネット裏なので、臨場感を楽しめます。
こちらもテーブル付きの便利なシートです。
中段・上段は銀傘があるので雨が降っても濡れませんし、1日中日陰です。
ただ、中央指定席は一番人気のある席なので、前売り券もすぐ売り切れてしまいます。
行く日が決まってるなら早めに購入しておきましょう。
中央指定席の中段が一番人気で、早く売り切れになります…今年も中央指定席中段は買えなかった。
1・3塁指定席
値段:3700円
試合を全体的に見渡せる場所で、背もたれ付き、テーブル付きのシートです。
中段より上は銀傘があるので、雨が降っても濡れません。
ただ、屋根はあれど日がさす席で、当然のことながら、日がさす時間帯が1塁と3塁で違います。
1塁側は午前中は日向で、午後から日陰になります。
3塁側は午前中は日陰ですが、下段から徐々に日がさしてきて、午後は日向です。
1日観戦することを考えると3塁側は、気温が高くなる午後に日陰がないので、ものすごーーく体力を奪われます。
ですので、1塁か3塁か迷ったら1塁側の方が良いです。
実際1塁側の席の方が人気です。
1塁と3塁の日陰を画像で徹底比較
夏場1塁側と3塁側、両方経験しました。
まずは1塁側から観戦した時の写真です。
朝8時ごろ。
めちゃくちゃ日がさします。
ですが、昼をすぎて15時ごろ
めちゃくちゃ日陰になってます。
一方、3塁側。朝9時ごろ。
わかりにくいですが、3塁側の席は朝のうちは日陰になってます。
3塁側12時ごろ。
3類側は正午ごろには中段くらいまで日がさしてきてますね!
高校野球は昼からの方が試合が多いので、1塁側の席がおすすめです。
インターネットで購入する場合、買う前に席番も表示されるので、甲子園の座席図と照らし合わせて買うと良いです。
>甲子園 高校野球の日陰の座席!内野席1塁3塁どちらが快適?見やすさは?
ただ、私は1塁側で日陰の席でも暑すぎて、1日観戦してたら4試合目くらいはフラフラになって熱中症になりかけてました。
途中、中に入ってエアコンで体を冷やすなど暑さ対策をしっかりしないと、危ないと思いました。
1・3塁アルプス席
値段:1400円
生徒や応援団ブラスバンドなど、関係者が多い席で、応援の熱気も楽しめる席です。
関係者席っぽいイメージはありますが、一般の人も入れます。
試合を見るには少し遠いですが、全体的に見渡せます。
1塁アルプス席から見た球場です。
アルプス席は今のところ屋根がありません。(今後銀傘を延長する工事をするらしい)
またシートも背もたれのないベンチシートなので、1試合程度見る分には良いですが、1日中観戦するのは夏場は厳しいです。
2024年の春の選抜で、関係者としてアルプス席で観戦した時は、暑さはそこまで酷くなかったですが、1日中観戦したらとんでもなく日焼けしそうでした。
テレビカメラが沢山ある席でもあるので、突然インタビューされたりするかもしれません。
外野指定席
値段:700円
外野から球場全体が見渡せる席です。
試合はだいぶ遠くから見る感じになりますが、席が多くてあまり人気がないので、チケットは買いやすいです。
ただ、こちらもアルプス席と同じく屋根がありません。
夏場は日差しがさんさんと降り注ぎ、雨が降ると濡れます。
ただ、スコアボード付近は少し日陰ができるっぽいですね。
1試合程度なら観戦できると思いますが、1日中は厳しい席です。
夏の甲子園高校野球チケットの買い方や値段・おすすめの席まとめ
夏の甲子園、高校野球チケットの買い方やおすすめの席についてお伝えしました。
今年は2部制が導入されたこともあり、チケットの販売スケジュールや価格なども例年と少し違いました。
また、コロナ以降はほとんど前売りの指定席で、当日券は席に余裕がある日だけ販売になりましたね。
席を選ぶ際は、真夏なのでなるべく日陰がある席を選びましょう。
日陰の席でもすごく暑くて、熱中症の恐れがあるので暑さ対策もしっかり行いましょう。
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