数々の泣けるバラード曲を出す人気バンドのback number(バックナンバー)。
映画やドラマの主題歌になることも多く、今期月9の「海のはじまり」には新曲「新しい恋人達に」が主題歌になっています。
そんなback numberですが、どの曲も似ていて同じに聞こえる現象ないですか？
もちろん、1曲1曲はとても良い曲で感動するんですが、パッと聞くと「あ、これback numberだわ」とすぐわかる特徴があります。
そういうアーティストは多いんですが（YOASOBIとか椎名林檎さんも特徴ある）、back numberは抜きん出ているというか…。
そこで、なぜback numberの楽曲が似ていて全て同じに聞こえるのか、自分なりに理由を調べてみました。
この記事を書く私は、バンド歴3年、ピアノ歴10年以上、ギター歴1年で、コードが少しだけ分かります。
これはback numberの楽曲をディスるつもりで書いている訳ではありません。そして同じに聞こえない曲もたくさんあります。
backnumber(バックナンバー)歌が全て同じ曲に聞こえる理由3つ
back numberを知ったのは、友達に「めっちゃ良いから聞いてみて」と紹介されたからです。
何曲か聞いて、どれもすごく良い歌で良い歌詞だけど、なんかゆったりして似た曲が多いなと感じたのが始まりでした。
それからも新曲が出ると「back numberサウンドだな」と思うようになり…。
ふと気になって「back numbe 全て同じ曲に聞こえる」と調べてみると、知恵袋や色々なサイトで同じように思っている方がいたので、調べてみようと思いました。
調べたり聴き比べた結果、バックナンバーの歌が全て同じ曲に聞こえる理由は以下の3つです。
- よく耳にする人気曲はバラード曲が多くテンポが似てる
- ドラムやギターの演奏の仕方が似てる
- スリーピースバンドだから
それぞれ詳しく解説します。
よく耳にする人気曲はバラード曲が多くテンポが似てる
back numberの人気曲といえば、バラード曲が多いので、耳にする機会も多いのですが、バラードなのでどれもテンポがゆったりめです。
このテンポがまず似てるのか？と思い、人気のあるバラード曲のテンポを比較してみました。
テンポを調べるサイトでBPM（テンポ）を調べてみました。
- 新しい恋人達に 145BPM
- 水平線 146BPM
- HAPPY BIRTHDAY 146BPM
- 世田谷ラブストーリー 148BPM
- 冬と春 152BPM
- ヒロイン 76BPM
- ハッピーエンド 78BPM
※BPMは1分間に何回、四分音符を鳴らすかで決められてます。
数値が大きくなるほどテンポが早くなるのですが、新しい恋人達にや、水平線はテンポがゆっくりなので、体感するテンポはこの値の半分か4分の1くらいです。
とまぁ、この辺りの説明は苦手なんですが、BPMの値が近い曲が多いと思いませんか？
このゆったりしたテンポ感、リズム感がback numberぽさの一つなのかと思います。
ドラムやギターの演奏が似てる
上記のバラード曲ですが、どれもドラムの叩き方やギターの弾き方が似てることが多いです。
（8ビートや16ビートなどあるんですが、そこまで詳しくないので聴き分けられませんでした）
演奏は単調でゆったりとしています。
特にBPMも似てるこの3曲↓
新しい恋人達に 145BPM
水平線 146BPM
HAPPY BIRTHDAY 146BPM
聴き比べると、ギターの音色、イントロがギターから始まるところなどとても似てるなと思いました。
（「新しい恋人達に」だけリズムが跳ねていて違いますが。ちょっと優里のドライフラワーに似てますね）
スリーピースバンドだから
スリーピースバンドって、サウンドが似てくる気がします。
楽器が、ギター・ベース・ドラムのシンプルな構成な上、ギターがボーカルを兼任するので、歌ってる時はギターは単調な弾き方しかできません。
アレンジの幅が限られていて、どうしても似た感じになってしまうんだと思います。
他のスリーピースバンドでも、どれもいつも似てるなと感じるバンドはあります。
ただ、それも含めてそのバンドのカラー、サウンドだと思って好きになるので、back numberのファンもきっとそうなんだろうなと。
backnumber(バックナンバー)アップテンポの曲は同じに聞こえない
どれも似てる、同じに聞こえると感じるのはバラード曲限定な気がします。
アップテンポの曲はあまりback numberだ！って感じはありません。
まぁボーカルの清水さんの声に相当特徴があるので、声を聞けばback numberだと分かりますが。
全然同じに聞こえないアップテンポの曲↓
高嶺の花子さん
back numberのバラードじゃない人気曲。そこまで新しくない曲ですが、今も根強く人気がありますよね。
アップテンポな上、イントロもギターじゃないし、Aメロにもギターがほぼ入っていないので、この楽曲はback numberぽいと私は感じませんでした。
歌詞が面白くて、でもめちゃくちゃ共感できるので大好きな曲です。
エメラルド
考察系のドラマ『危険なビーナス』の主題歌になったエメラルド。
ボーカルのパンチのある声と、演奏もメロディもかっこいい。
Bメロで転調が入る変わった楽曲で、その一癖も好きで個人的にback numberで一番好きな曲です。
他のバラード曲とは全然違う印象だと感じました。
とまぁ、同じに聞こえる楽曲はバラード曲に多いんだなと。
back numberの歌が全て同じ曲に聞こえる理由3つ：まとめ
back numberの歌が、どれも似ていて同じ曲に聞こえる理由について探ってみました。
聴き比べてみたところ、同じに聞こえる理由は以下の3つです。
- よく耳にする人気曲はバラード曲が多くテンポが似てる
- ドラムやギターの演奏の仕方が似てる
- スリーピースバンドだから
このように、売れてるのがバラード曲でテンポが似ていて、3ピースバンドなので演奏の仕方や楽器の音色も似ているので、back numberサウンドだなーって感じるんだと思います。
一方、アップテンポの曲は全然イメージが違って、どれも同じようには聞こえないということも分かりました。
コメント