ドラマ『Eye Love You』の主題歌『幾億光年』がバズっているバンドのOmoinotake。
リズムとピアノのメロディが軽快な幾億光年、ずっと聞いていたくなります。
ただ、Omoinotakeを調べると「オモイノタケとヒゲダンに似てる」という声が多いです。
実際私も初めて聞いた時髭男?と思いました。
そこで、Omoinotakeと髭男の共通点、似ていると言われる理由を調べました。
- Omoinotakeと髭男が似てる理由5選
- Omoinotakeと髭男は似てるがパクリではない理由2つ
を解説していきます!
この記事を書く私は、バンド歴3年、ピアノ歴10年以上、ギター歴1年で、コードが少しだけ分かります。
Omoinotakeと髭男(ヒゲダン)が似てる理由5選
Omoinotakeと髭男の共通点や似ていると感じる理由はこちらです。
- ピアノボーカル
- 音楽性が似てる
- ボーカル音域が同じくらい
- 地元が同じで元同じバンドだった
- 幾億光年がヒゲダンの歌に似てる
それぞれ、詳しく解説していきますね。
ピアノボーカル
Omoinotakeも髭男も、どちらもボーカルがピアノを弾く、ピアノバンドです。
バンドの中にキーボードやピアノを担当する人がいるバンドは多々ありますが、なかなかボーカルがピアノを担当し、歌いながら弾くバンドは珍しいのではないでしょうか?
また、両バンドの楽曲で思ったのは、どちらも生ピアノの音を楽曲に入れてるんですよね。
ピアノバンドなので当然だろうと思われるかもしれませんが、ピアノって電子ピアノの場合は音色を色々と変えられます。
曲に合わせて、エレクトリックピアノの音とか、ストリングスの音とか変えても良いと思うんですが、基本生ピアノの音が入ってます。
生ピアノの音がほぼ必ず入った楽曲かつロックバンド(たぶん)なので、耳に入る音色は似てるな〜と感じるのは仕方ないことかなと思います。
音楽性が似てる
Omoinotakeと髭男の音楽ジャンルを調べました。
大きいジャンルでは、ポップスなんですが、もっとベースにあるものとかルーツから調べて、どういうジャンルなのかなと。
両者、ジャズとかブラックミュージックのおしゃれなサウンドに感じません?
私、音楽は好きなんですけどこの歌はこのジャンルとカテゴライズするのは苦手なんです。
で、色々と記事を読んで調べていたら‥
Omoinotakeの音楽ルーツ
Omoinotakeは、1980年代に流行ったシティポップやR&B、ジャズのアレンジがされた楽曲を作っているそうです。
ですが、元々はパンクロック系の音楽をしていたんだとか。
しかし、ピアノ+ベース+ドラムの3人バンドでパンクやメロコアは、ギターサウンドのバンドと比べライブハウスであまりウケがよくなかったそう。
そこで、自分たちが作り出せるサウンドは‥と模索した結果が、日本語R&Bだったそうです。
一方髭男の音楽ルーツはというと
髭男の公式ホームページには、「ブラックミュージックをはじめ、様々なジャンルをルーツとした音楽」と書かれています。
様々なジャンル…という含みを持たせていますが、なんと、ボーカルの藤原聡さんは、ハードロックやヘヴィメタルなど一通り通ってきたみたい。
あらゆる音楽を一通り聴いて、今のジャズっぽいサウンドになったのかなと思います。
ワンオク(ONE OK ROCK)の楽曲も、藤原さんの音楽ルーツの一つらしい。
藤原さんとワンオクのTAKAさんは声がそっくりなのでぜひ、ワンオク歌ってるところ聞きたいわ〜と思いました。
ヒゲダンに対してシティポップな感じは感じないですが、両バンドとも、ルーツにブラックミュージックがあって、ベースにある音楽性が似てると言われる理由なのかなーと思います。
ボーカル音域が同じくらい
Omoinotakeのボーカル藤井さんと、髭男の藤原さんは両者とも男性にしてはめちゃくちゃハイトーンボイスですよね。
ミックスボイスがとても綺麗。
Omoinotakeの幾億光年の音域がこちらです。
かなり音域が広く、高音部分が女性でも出せるか出せないかの高さですね。
では髭男の、ミックスナッツの音域で比べると‥
藤原さんも相当声が高いので、まさかのhihiA#という女性でも普通の人間はほぼ出せない高音を出してますね。
他の髭男の曲は、大体midlD# (レ#)〜hiD(レ)の2オクターブくらいの楽曲が多いです。
どちらにしても、同じくらいの音域なので、歌の印象は似てくるのかなと。
(最近ハイトーンの男性ボーカル多いですけどね)
地元が同じで元同じバンドだった
Omoinotakeメンバーと髭男は、両バンドメンバーとも島根県出身です。(髭男のベースの楢﨑さんだけ広島県出身)
そして、メンバーの年齢も30代前半で大体一緒。
さらには、バンドとして活動を始めたのも2012年からとこれまた一緒。
さらにさらに、Omoinotakeベースの福島智朗さんと髭男ギターの小笹大輔さんは、高校時代一緒にバンドを組んでいたそう!
生まれ故郷が同じで、年代も同じ、活動期間も同じ、さらに元々バンドを組んでいたと共通点だらけなんですよね。
そりゃ、全体的になんか似てるな〜と感じるのも無理ないですよね。
幾億光年が髭男の歌に似てる
やはり、Omoinotakeが髭男に似てると言われる大きな理由は、大ヒット中の幾億光年という楽曲が髭男の曲に似てるからでしょう。
私は初めて幾億光年を聞いた時、あの曲と似てる!
コード進行が一緒だなと思いました。
で、調べた結果、ヒゲダンと似てる曲が2曲ありました。
詳しくは→Omoinotake幾億光年に似てるヒゲダンの楽曲2曲はこれ!音域もコードも似てる
答えを見る前にちょっと考えてみてください♩
Omoinotakeと髭男似てるがパクリではない理由2つ
「Omoinotake 髭男」と調べると「Omoinotake 髭男 パクリ」という予測キーワードが出てくるので、パクリだと思われてる人もいるかもしれません。
が、パクリではありません。そう言える理由は2つあります。
理由1. Omoinotakeがインスパイアされたミュージシャンは別にいる
「Omoinotakeは元々パンクロック系の音楽をしていたけれど、ピアノのスリーピースバンドではあまりウケが良くなかった」
と先ほど書きましたが、そこから今の楽曲に切り替わるきっかけになったバンドが「cero」というバンドです。「Obscure Ride」というアルバムがOmoinotakeの楽曲作りのヒントになったそうです。
Omoinotakeは「cero」というバンドに影響を受け、今のシティポップな楽曲にたどり着いています。
こちらの記事を参考にさせていただきました→https://meetia.net/music/omoinotake/
理由2. コード進行が一緒で似てる楽曲は世の中に腐るほどある
幾億光年のコード進行は確かに髭男のあの曲とほぼ一緒でした。
(ここでは答えは言わない笑)
ですが、コード進行が一緒でメロディが少し違うという似てる曲は、世の中に腐るほどあります。
これはパクリではありません。
例えば椎名林檎さんの丸の内サディスティックのコード進行、おしゃれなコード進行ですが、丸サ進行とか言われてるんですが、同じコード進行の楽曲は、
- 夜に駆ける(YOASOBI)
- 春を告げる(yama)
- I Love…(ヒゲダン)
などが同じなんですよね。なんかどれもおしゃれな曲ですよね。
春を告げるなんかは丸の内サディスティックととても似てます。
演奏がピアノ音でリズムも丸の内と大体一緒なので。
作曲する人は、好きな楽曲のコード進行から曲を作ったりするので、これはパクリではないんです。
Omoinotakeと髭男似てる理由5選まとめ
Omoinotakeと髭男の共通点や似てる理由を5つ紹介しました。
- ピアノボーカル
- 音楽性が似てる
- ボーカル音域が同じくらい
- 地元が同じで元同じバンドだった
- 幾億光年が髭男の歌に似てる
でした。
にしても島根県から同年代で日本を背負うトップバンドが2組も排出されるって、なんか島根県すごいですよね。
2バンドとも、斬新でこれからの時代を切り開いていくような音楽で、、センスがぶっ飛んでるので。
私は両バンドとも好きなので、これからも斬新な音楽を届けてくれることを楽しみにしています。
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