大人になっても、「アレが食べられない。これは苦手。」
と主張する偏食家って、結構多いですよね。
本人はそれで苦労なく生きているかもしれませんが、まわりにいる家族や友達はかなり苦労しています。
私のまわりにも超偏食の人が二人いまして、色々な場面で困っています。
そんな偏食の人と関わってきて、他にも様々な偏食の人を見てきて、この人達に共通項はないのか?と
『偏食の人あるある』を探し出してみました。
きっと偏食が酷い家族や友達に困らされている人なら「あ~!」とうなずいてもらえると思います。
(そしてこれを読んで当てはまる事が多い方は、単なる好き嫌いではなく偏食家だと思います。)
そもそも偏食家とは?定義
好き嫌いがある事が偏食ではありません。
食べ物の好き嫌いが極端で食べられる食品が限定されることを
偏食といいます
たとえば野菜をまったく食べないとが、逆に野菜しか食べないとか
パンしか食べられないとか、極端な場合をいいます
少々の好き嫌いは誰でもあるものだが、好き嫌いが非常に多く、極端に食べられる食べ物や調理法が少ない事。
じゃあ、好き嫌いと偏食の境目って何だろう?というと、これは私の意見ですが、
単なる好き嫌いの場合は周りの人にあまり迷惑をかけないけれど、偏食の人はまわりに沢山迷惑をかけている。
この差ではないかと思うのです。
例えば、好き嫌いがある人となら、色々な食べ物をシェアしながら食べる居酒屋へ行けます。
でも偏食家は、食べられるものが限られているので、シェアしながら食べる居酒屋より、定食屋へ行こうとなります。
偏食家との食事は、お店を選ぶ段階から選択肢が狭まります。なんでも食べられる人はこれにイライラします。
偏食の人あるある
偏食家の食べ物の好み編
- ジャンクフードが好き。
- 野菜は嫌いだが、健康の為に仕方なく取っている。
- 焼肉には絶対タレだ。塩とレモンなど考えられない。焼肉以外でも焼肉のタレを使いたい。
- マヨネーズを多用。
- 基本的にお菓子が大好き。お菓子が主食で全く問題ない。
- エビやチーズが食べれなくても、かっぱえびせんやチーズスナックなどお菓子になると食べられる、という矛盾。
- 高確率であんこが嫌い。
- こしあんは食べられても、つぶあんは無理。
- 高確率で抹茶味のものが嫌い。
- っていうか、和菓子が無理。
- ポテトチップスとコーラがあれば生きていける。
- ミートボールが好き。
- ウインナーやベーコンなど加工肉が好き。
- フライドポテトが大好き。
- 色の濃い野菜が苦手。
- 高確率でしいたけが苦手。
- 同じものを食べ続ける。
- 居酒屋などで同じものをおかわりしたりする。
- ニオイの強い食材が苦手。ネギ・生姜などの薬味や青魚等。
- チーズそのものは嫌いだけど、とろけるチーズは好き。
- タコやイカは飲み込むタイミングが分からないから苦手。
- グリーンピースの存在意義が分からない。(私もそう思う。)
- ビュッフェ形式の食事で取って来るモノの色合いが、全体的に茶色い。(ウインナー・唐揚げ・ポテト等)
- 焼き魚は食べられるけど、煮魚は嫌い。
- っていうか、煮物はあまり好きでない。
本気で困る偏食家の性質編
- 新しくできたお店には行きたがらない。(慣れ親しんだ店が好き)
- 食わず嫌いが多い。食べた事ないものは、勧められても絶対に食べない。
- 和食・洋食・中華の枠外の料理は無理。
- タイやインドなどアジア系料理は絶対に無理。
こういうの絶対ムリ~↓
- 創作料理が苦手。
- 結婚式などで出されるコース料理は、ほとんど残すか隣の人にあげる。(メインの肉だけ食べるw)
- なので、コース料理のお店には行けない。
- お箸の持ち方が下手な事が多い。
- いかに自分が偏食か自慢気に話す。
- 偏食を直す気はない様子。
- 基本、何事にも保守的。
- 周りに迷惑をかけている事に気付いていない。
- 偏食の人と食事に行く時は、その人にお店選びをしてもらわないと始まらない。
偏食の人、治さなくて良いからこれだけは頼む!
宗教上の問題で肉を食べてはいけないとか、ベジタリアンとか、海外へ行くとそういう人は当たり前にいます。
だから日本の偏食家なんてかわいいものかもしれません。
世界のイチローだって、毎日カレーを食べてると言いますし、健康面でも好きなものばかり食べ続ける事が果たして悪い事なのか?っていうと結果でしか分かりません。
だから、偏食の人に絶対治せとかは言いませんよ。
大人になってから治すのは難しいって半ば諦めてますよ。
ただ、これだけは言いたい!
直さなくて良いから、まわりに合わせる努力をしろ!!!
と。
私には身近に超偏食の人が二人いますが、よく行動を共にするのでいつも何でも食べられる私が二人に合わさないといけません。
沖縄旅行へ行った時、何となく入ったお店が沖縄郷土料理の居酒屋で大失敗!
超偏食の二人は頼んだ料理1品も箸を付けず、お店を出た後すぐに二人はマクドナルドへ行きました。
そんな感じで、ちょっと変わったお店へ入ると食事が出来なくなってしまうので、結局いつも同じようなお店に行く事になるんです。
これでは旅行はおろか、普段の食事も楽しめません。
偏食を治す事ができた友人
一方、以前大人の偏食家の原因と性格、治し方でも書きましたが、私が今まで出会った中で一番酷い偏食家だった友人は、20代前半までは本当に何を食べて生きているんだろう?
という程酷い食生活でしたが、20代後半には偏食をほとんど克服していました。
この友人が他の偏食の人と違ったのは、大人になって好き嫌いが激しい事を恥ずかしい事と自覚していた事と、偏食は酷いのにどこへ食事に行くにもワガママを言わずついて来ていました。
肉が食べられないのにマクドナルドにもよく行きました。彼女はいつも、BLTバーガーのトマトと肉抜きを頼んでいましたw
そう!偏食家なのにまわりに合わせる事ができる人だったんです。
だから、偏食家でも「私アレ嫌い。これ食べれない~!」と主張やワガママを言うのではなくて、合わせる努力をしてくれていたらあまり問題ないんです。
大人になっても酷い偏食の方、食べられない主張しないで下さい。なんでも食べられる方が気を遣わないといけなくなります。
合わせる努力をしてくれるだけで良いんですm(_ _)m
コメント
別の偏食記事でもコメントしましたが、またさせていただきます。
なりたくて偏食になった訳ではないということをご理解いただけないでしょうか。
そして、貴方のような人々に非難され、食事が恐怖となったことをご理解いただけないでしょうか。
私は小さい頃からどうしても苦手な食べ物が多かったのですが、親も無理矢理食べさせてきましたし、私も自分の偏食は『恥ずべきこと』として教えられてきたので、何度も何度も何度も何度も何度も何度も食べようと努力してきました。
でも成人しても尚、どうしても気持ち悪くて多くの食べ物が食べれられないのです。(アレルギーではありません。)
成人してからも苦手な食べ物が増える一方です。
貴方はなんと注釈を付けようが、どうしたって『偏食家=性格が悪く、傲慢でワガママ』と思い嫌いで許せなくて仕方がないのかもしれませんが、貴方のような偏食ヘイトの人々に非難され、貴方のような『普通』に好き嫌いなく食べれる人と食事をする時も、相手に不快な思いをさせないよう、『普通』の人々と合わせられるように、吐き気と涙を堪えながら我慢して苦手な物を食べています。(笑顔で食べながらトイレで吐いていたこともあります)
それでもどうしても受け付けられずに食べれられなくて、貴方のような人に決まって非難されることも多々あるのですが。
そのため、「また人を不快にさせるのでは?」「無理矢理食べろと言われるのでは?」「ワガママで子供っぽいと怒られるのでは?」と思い、人と食事を取ることが恐怖に感じるようになりました。今では社会生活での最低限以外は絶対に一人で食事するようにしています。
最後に、私達に栄養的に偏りがあって、貴方になんの不幸がありますか?私達偏食家が最悪身体を崩して終わりです。それが死ぬ程迷惑ですか?
野菜や肉など、あらゆる物を食べられない姿を見ると許せなくなりますか?こんな記事を書くほど憎くてたまりませんか?
どんなに努力しても普通に食べらない偏食家がいることをご理解ください。