若い著名人が、突然亡くなったというニュースをたまに見ますが、とても信じられない事です。以前はサッカー選手の方が、また最近もテラスハウスに出演されていた方が、不運にも心筋梗塞のため命を落されています。
この心筋梗塞は、突然死の原因のなかで特に多いのですが、20代〜30代の働き盛りの健康な若者でも、何の兆候もなく心筋梗塞になり突然死することはあるのでしょうか?
原因をさぐり、予防できることは予防しましょう!
若い人の心筋梗塞の原因は何なのか?
心臓の筋肉に栄養や酸素を届ける冠動脈血管に、閉塞や狭窄などが起きて、血流量が減り心筋が壊死してしまうことです。
心筋梗塞の主な原因は、動脈硬化です。
動脈硬化が進み、冠動脈で血管が詰まると心筋梗塞を起こすのですが、「一年前の健康診断は異常なしだった!」という方でも急性心筋梗塞を発症するケースもあるようです。
それは、冠動脈の血管の壁に悪玉コレステロールの塊(プラーク)ができ、こぶを作ります。それが何らかの原因で破れた時、破れを補おうと血栓ができます。
この血栓で血管が詰まってしまい、急性心筋梗塞を引き起こすと言われています。
動脈硬化が徐々に悪化して、高血圧などを指摘されていれば心筋梗塞を起こさない為の治療もありますが、突然血栓ができてしまい心筋梗塞を起こすと対処のしようがありません。
しかし、日ごろから健康診断を受けることは大事です。
心筋梗塞で若い人が突然死する共通点は?
急性心筋梗塞の場合、兆候があまり現れないところが一番怖いところなのです。
しかし、起こった人には共通している事があるので、対策はできるのではないでしょうか?
・男性が圧倒的に多い
男女比率10:1で男性の方がリスクが高い
・喫煙者
・睡眠不足
・食生活に問題がある
・ストレスを抱え込んでいる
・過労
喫煙者で、食事はコンビニや外食ばかり、仕事が忙しく睡眠時間があまり取れない。疲れやストレスを抱え込んでいる
こんな人は要注意ですよ!
前章で記述しましたが、
「何が急性心筋梗塞の原因かというと、冠動脈の血管の壁に悪玉コレステロールの塊(プラーク)ができ、こぶを作ります。それが何らかの原因で破れた時、破れを補おうと血栓ができます。
」
この何らかの原因というのに血圧変動があります。
ストレスや喫煙は血圧を上昇させてしまいますので、心筋梗塞の引き金を引いてしまうかもしれません。
疲れや食生活が乱れで、血液がドロドロだとより危険ですね。
それからもう一つ共通点に、心筋梗塞が起こりやすい時間があります。
心筋梗塞の起こりやすい時間は?
実は、私のまわりでもここ最近、30代前半や20代前半の若い男性が立て続けに二人亡くなり、突然の事でとても驚くとともに「他人事ではない」と思います。
そして二人に共通するのは、どちらも朝起きて来ず、寝たまま亡くなっていたという事。
心筋梗塞が起こりやすい時間帯は朝の8時〜10時が多く、また夜20時〜22時も多いようです。
朝に心筋梗塞が起きやすいのは、起床時は交感神経が活発になり、血圧が急上昇することが原因とされているようです。それから、就寝中は水分補給をしていないので血液の粘性が高くなっているため、血栓ができやすいというのも原因でしょう。
夜は、朝ほどの発生率ではありませんが、1日の疲れが溜まった時間帯に血圧が上昇し、発生することが多いようです。
また冬場は室内と外の温度変化が激しく、心筋梗塞の発生率が高いので、今の季節は要注意なのです。
まとめ
若い人が急性心筋梗塞にならないためには、喫煙をやめ、ストレスを抱え込まず、睡眠をきちんと取ることが大事です。
そして、就寝中は血液がドロドロにならないように寝る前に水を飲みましょう。
また動脈硬化にならない為にも食生活を見直して下さい。若い男性は女性よりリスクが高いので、ファーストフードやコンビニ弁当ばかりの食生活では危険です。
心筋梗塞は近年増加しているので、他人事ではないですよ!
そして何より恐ろしいのは、心筋梗塞は症状が出にくいのです!
朝起きて、なんだか胸が痛い・・背中が痛い、だるいと感じたらすぐに病院へ行って下さい。
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