今、女性が一番罹りやすいガンが乳がんです。
年々罹患者が増え、20代30代の若い女性も罹る事が珍しくなくなってきました。
となると、やっぱり定期的な検診は大切ですよね。
乳がん検診、、受けないと!とは思うけれど・・・
どうしてもコワイ。あの検査が・・・・
そう、おっぱいをびよーんと伸ばして、ぎゅうぅーっと挟むマンモグラフィー検査。
痛い痛いとよく聞くし、胸をぎゅーっと挟まれたら痛い事はなんとなく想像が付きます。
なので、ずっと怖いと思って私も検診は避けてきました。
しかし!この度意を決して乳がん検診を受け、初めてのマンモグラフィーに挑戦してきたので、どんな検査だったか、痛みはどうだったかなどを紹介したいと思います。
検診を受けてみたいけれど、マンモグラフィーの痛みが怖くてためらっているなら、是非読んでみて下さい。
乳がん検診のマンモグラフィーは痛い?巷の声は?
私がマンモグラフィーを怖いと思った理由は、数年前、母が受けた時、
「めっちゃめちゃ痛い。」と、とても辛そうに言っていたのが印象に強く残っているからです。
生理前になると胸が張るし、その時はちょっとした衝撃でも痛い。
あんな痛みなのか?だったら怖い・・|д゚)
とずっと思っていました。
今回乳がん検診を受けるにあたり、マンモグラフィーはどのくらい痛いのか、検索して体験者の方の声を見てみたら、
と、すごーく痛い事がうかがえますね。
胸の小さい人の方が引っ張る皮膚も多くなるので、より痛みを感じると聞いていたけれど、胸が大きくても痛い人は痛いようです。
これを読むと、より怖くなって、やっぱり怖すぎるからキャンセルしようかな・・。
と思ってしまいました。
ですが、自分のまわりで乳がん検診を受けたことがある人にマンモグラフィーの痛みを聞いてみると、
「マンモは特に痛くないよ。触診の時の方が気まずいよー。」
「私、マンモ全然痛くないよ~。」
「ちょっと引っ張られる程度かな?」
と、身近にいる人の生の声を聞く限り大して痛くなさそうなのです。
とにかく、気合を入れて一度受けてみようと、重い腰を上げて行きました!
初マンモグラフィーの体験談!
検査の流れとしては、まず①マンモグラフィーを撮って②診察室でエコー③診察室で視触診 という流れでした。
30代だと、自治体の行う検診が受けられず、個人で乳がん検診を受けると全額自己負担になってしまいます。
以前こちらの記事でも書いたのですが、検診だと全額負担になってしまうので、少しでも気になる症状があれば、症状を訴え受診した方が負担額は安く済みます。
私は、胸に痛みがあったので、それを訴え受診しました。(なので、正確には『乳がん検診』ではなく、単に乳腺外科を受診です。)
検査を受ける前に、血圧と脈を看護師さんが測ってくれました。
その時に、あまりにも緊張していたので、
「初めてマンモを受けます。とても怖いので緊張して、血圧が上がってそうです(ノД`)・゜」
と看護師さんに訴えました。一人で不安なので、口に出した方が不安が解消されるかと思ったのです。
脈が129くらいあったので、緊張が伝わったらしく、
看「痛い人もいるけれど、私は痛くないよ。」
私「歯の治療とどっちがマシですか?」
看「そりゃあ、歯の治療の方が痛いんじゃないかな?初めてで緊張してるとマンモの技師さんに伝えておくよ。」
と言ってもらったので、少し安心してマンモグラフィーの検査を待ちます。
すぐに呼ばれ、ついに、悪評高い噂のマンモちゃんとのご対面です。
技師さんは、女性の方でとても優しそうに
「マンモ初体験なんですね。できるだけ痛くないようにしますね。」
と言ってくれました。
ああ、何て優しそうな方・・「よろしくお願いします。」と深々と頭を下げました。
マンモグラフィーを受ける際の服装に注意!
「検査室の奥で先に、着替えをして下さい。上半身裸になって出てきてくれますかー?」
と技師さんに案内されます。
おや?マンモは普通のレントゲンやCTのように検査着を着ないのか?
私は、上はセーターと下はパンツスタイルだったので良かったのですが、これもしワンピースだったら・・・
ワンピースに黒のタイツとか、よくある冬のスタイルだったら、脱ぐとエガちゃんスタイルになっちゃいますよね?!
さらに夏だと、サラッと一枚でワンピースを着たりするので、服を脱ぐとパンツ一丁になっちゃいます。
技師さんと二人っきりで、パンツ一丁はちょっと恥ずかしすぎるので、マンモグラフィーを受ける時は、上下分かれた服装で行きましょう。
マンモグラフィーは痛い痛くない?
上半身を脱いだら、マンモグラフィーの台の前に立って、いざ、勝負!!
マンモは、縦に挟んだものと、横に挟んだものを左右の胸で撮るので、計4枚撮る事になります。
まず私は右胸の縦から撮りました。
技師さんが、立ち位置や、ここを手で持って~。
などひとつひとつ教えてくれます。
「脇のところが大切だから、しっかり体を機械に押さえつけてね。」
「緊張するとどうしても肩に力が入っちゃうからね、肩の力を一旦抜こうか。」
どうしても緊張して、何度も「肩の力を抜こうか。」と言われてしまいます。
言われた通り体勢を変え、良い位置になったら、おっぱいをびよーんと機械で挟んでいきます。
もう、見ると怖いので、どれだけ挟まれてるか見る事ができません!
すると・・
「このぐらいで撮りたいんだけど、痛み大丈夫?泣いてない?」
と技師さんが言います。
へ?
もうこれで撮れるの?!!
正直、全然痛くないんですけど!!!
皮膚が引っ張られてる感じや、骨が機械に当たってちょっと痛い感じはあるけれど、思った以上に痛くない!!!!!
撮るのもほんの一瞬なので、挟んでいる時間は恐らく10秒以内です。
撮ったらすぐ胸の圧迫はなくなります。
右は大丈夫なだけで、左は痛いかも・・と思ったけれど、そんな事もなく、感激しながら残りを撮りました。
ちょっと余裕が出たので、一体どの位挟んでいるんだろうと見てみると、結構ぺちゃんこです。厚さにして5センチくらいかな?
技師さんは気を遣って毎回「大丈夫?泣いてない?」と聞いてくれます。
が、左胸も、横に挟んだバージョンもどれも、全然痛くない。
よくマンモの痛みを「ほっぺたをつねられる」というけれど、そんな痛みは私は全くありませんでした。
泣く程痛いと聞いていたので、あの恐怖は一体何だったんだろう・・・?
というのが私のマンモ初体験の感想です。
マンモグラフィーをできるだけ痛くなくする方法は?
マンモグラフィーを受ける時期も大切
マンモグラフィーは人によって痛みの感じ方が全然違うと言うけれど、受ける時期もかなり大切です。
生理前1週間~10日くらいの胸が張っている時は、痛みが出やすいそうです。
そりゃ、胸が張っているときに押しつぶしたら痛いに決まってますよね。
この時期は避けて検査を受けましょう。
私も生理前になると胸が張ってとても痛いんですが、今回の受診は生理後10日くらいでした。
まだ張ってはきていないけれど、ふにゃふにゃでもないかな・・?張りはじめそうな時でした。
マンモグラフィーを受ける前日、自分の手で練習で圧縮してみると痛かったです。
でも、実際マンモグラフィーを受けると全然大丈夫でした。
医師や看護師、技師に相談する
検診は大切です。痛みが怖くて検診が受けられず、発見が遅れてしまうと元も子もありません。
痛い人は泣く程痛い、と言うので痛みの出方は個人差があるようですが、これだけ痛い痛いと悪い噂が回っているマンモグラフィーなので、技師さんも痛がる人にはゆっくり圧迫したり、気を遣いながらなるべく痛くならないよう検査してくれるはずです。
私のように、初めての乳がん検診で怖くて仕方ないなら、検査を受ける前に一言「初めてで痛みに弱いので、怖いです。」と伝えておくと良いと思います。
そう伝えておくと、病院によっては、診察を先にして視触診とエコーだけの検査で済むかもしれません。
マンモグラフィーが痛い場合は中止してくれるかもしれません。
マンモグラフィが痛い人は、乳腺密度が高いので、エコー検査の方が向いているとも言いますし、そのあたりは医師が検査方法を考えてくれるでしょう。
でも、私のように痛い、怖い・・とビクビクしながら挑んだ方が、逆に痛みが出にくかったり、
「あ、この程度か。」と思えるかもしれないので、是非一度、怖がらずに検診を受けてみて下さい!
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