Omoinotake(オモイノタケ)が歌う幾億光年(いくおくこうねん)という歌が今めちゃくちゃ人気ですね!
私も、初めて聞いたときなんとキャッチーで軽快なメロディで‥どストライクに好きな曲でした。
Aメロのピアノのリズム、Bメロで意表をつく転調、なんか全体的に聞いてて楽しくなる楽曲ですよね。
ただ、なんか似てるぞ?
聞いたことある気がするぞ?
ヒゲダンことOfficial髭男dismになんか、めっちゃ似てるぞーーー!
ということで、髭男のどの曲に似てるか自分なりにリサーチしてみると、2曲似た曲が見つかったので、似てる根拠とともに紹介します。
この記事を書く私は、バンド歴3年、ピアノ歴10年以上、ギター歴1年で、コードが少しだけ分かります。
幾億光年に似てるヒゲダンの楽曲2曲はこれ!
まずは幾億光年はこちらです。
めっちゃ良い曲、そして透き通るハイトーンボイスですね。
Aメロのピアノのリズムとか、Bメロで転調になるところも、謎転調を多用しがちなヒゲダン感ありますよね。
そして、サビです!
サビのコード進行が、ヒゲダンのアレやん!と初めて聞いた時思いました。
※コードとは和音のこと。
コード進行が一緒でメロディが違う楽曲ってかなりたくさんあるんです。
なので、パクリではないんですよね。
ビートルズの「let it be」とアナ雪の「レット・イット・ゴー」のコード進行が一緒なのは割と有名ですよね。
では、Omoinotake幾億光年と似てるヒゲダンの楽曲2曲とは‥?
- Pretender(プリテンダー)
- Universe(ユニバース)
の2曲です!
それぞれ理由を詳しく解説しますね。
幾億光年とPretenderのコード進行が似てる
幾億光年とPretenderはサビ部分がとても似ています。
特にコード進行が。比べてみましょう。
幾億光年とPretenderのコード進行を比較してみた
幾億光年のコードがこちら。
G F#7 B Em Dm G C※比較のためにPretenderとキーを一緒にしてるので、実際の高さではありません。
Pretenderのコード進行はこちら↓
G D B7 Em Dm7 G Cmaj7
並べてみます。
Pretender G D B7 Em Dm7 G Cmaj7
B7など「7」とついてるコードと、何もついてないコードは、基本の音は同じなので、そう考えると、2曲のコード進行がほぼ一緒なのが分かりますよね。
メロディラインが違うだけで、ベース音となる部分は同じなので似てるんです。
ちなみに、コードはU-fretで調べました。
幾億光年とPretenderのサビの入りが似てる
幾億光年は「デイバイデイ」という歌詞でサビに入ります。
Pretender は「グッバイ」という歌詞でサビに入ります。
ここの部分、これらの歌の醍醐味というかキャッチーポイントだと思うんですが、その理由はこのキャッチー部分の背後にギターとかドラムなどの音がなくて、ボーカル単体になるんです。
なのでとても目立つんですが、このめちゃくちゃ目立つボーカル単体のワンフレーズからの、ほぼ同じコード展開なので、そりゃ似てるわなとなるわけですね。
ここ、かっこよく歌えたら最高って部分ですよねー
ほんとうか〜?と思われたなら、幾億光年のカラオケを流して、Pretenderを歌ってみてください。歌えますから。
幾億光年とUniverseもコード進行が似てる
幾億光年とUniverseは、Aメロ部分がとても似ています。
ピアノのリズムとコードが似ています。
幾億光年のコードがこちら。
C Em F C G/B Am D Dm G※比較のためにUniverseとキーを一緒にしてるので、実際の高さではありません。
UniverseのAメロのコード進行がこちら↓
C E Am Gm F C/E Dm F/G
並べてみます。
Universe C E Am Gm F C/E Dm F/G
(同じような音は赤文字にしてます)
途中は違うけれど、最初と最後は大体一緒ですね。
また両方ともピアノのリズムがとても似てると思います。
巷では、115万キロのフィルムと幾億光年が似てると言われていますが、ピアノの感じは似てるけれどコード進行は全然違うっぽいですね。
なので、似てる曲には入れないでおきました。
他にも、Omoinotakeとヒゲダンの共通点や似ているところはこちらです↓
幾億光年の音域もヒゲダンに似てる?
幾億光年の音域は、mid1D(レ)〜hiF#(ファ#)という、2オクターブ半近くある、音域のかなり広い楽曲です。
hiF#(ファ#)は女性でも出すのがきびしい高さなので、男性で歌い上げるのはかなりキツイかと。
全体的に、音域はヒゲダンに近い印象です。
男性でも女性でもミックスボイスをうまく使いこなせないと歌えない曲で、ところどころ裏声にも切り替わるので、男女問わず歌いにくいと思います。
今回似てる曲としてあげたPretenderやUniverseは、実はここまで音域は広くなく、高い部分でもhiD#(レ#)でした。
ですが、他のヒゲダンの楽曲と比べると大体音域が似ています。
ピアノの軽快なリズム・コード進行・音域も同じくらいということで、幾億光年はヒゲダンっぽさを感じるのではないでしょうか?
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Omoinotakeとヒゲダンは高校の時から知り合いだった!
似てるな〜と思って色々調べてら、後からわかったことですが‥
Omoinotakeとヒゲダンはお互い島根県出身。
Omoinotakeメンバーの福島智朗(ベース)とヒゲダンメンバーの小笹大輔(ギター)は高校時代一緒にバンドを組んでいたそう!
なんと!!!
だから似てるのか〜とかではなく、まぁ方向性は近いものがあっておかしくないなと、高校からのバンドメンバーが今やお互いプロになり、日本を代表するアーティストとなり切磋琢磨している。めっちゃ、良いですね。
さっきも書きましたが、コード進行が一緒だといってそれはパクリではないんです。
オマージュというか。ミュージシャン業界では普通にあることで、ヒゲダンもおそらく有名アーティストのコード進行で曲作ってるはずです。(ミスチルに似てる曲ありますからね)
なので、幾億光年はヒゲダンのパクリかよ〜なんて思わないでくださいね。それは違うので。
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