実際に闇バイトの求人を探して、応募して闇バイトリクルーターに接触するまでを朝のニュース番組でやっていました。
どこで闇バイトを見つけて、どんな連絡手段で、闇バイトリクルーターからどんな内容が届くのかなど詳しく一連の流れの解説があったのでご紹介します。
最後まで読んで、こういう仕事には手を染めないように注意してください。
闇バイト求人から採用までの流れ詳細
この内容は、朝のニュース番組「モーニングショー」で放送していた内容です。
闇バイトに応募するふりをして、おとりになって闇バイトリクルーターと接触するというものでした。
闇バイトをSNSで探す
まずは闇バイトをX(旧Twitter)で探します。
という案件を見つけ応募します。
どのようにX(旧Twitter)で闇バイトを探したのか気になり実際私もやってみました。
ですが、普通に「高額バイト」とかで調べても今これだけ闇バイトが話題になってるので、案件は出てきませんでした。
キーワードを変えると微妙にはありましたが…。
恐らく、5chや地域の掲示板、その他のSNSなどに闇バイト勧誘場所は変わってきてると思います。
ジモティやindeedなどの求人サイトでさえも闇バイトが紛れ込んでいることもあるそうで、闇バイトの特徴をしっかり押さえておく必要があります。
闇バイトにDMで応募
仕事の具体的な詳細を聞きたいとDMから連絡。
すると、すぐに「テレグラムお願いします」と返信が。
闇バイトの温床になっているアプリのテレグラムですね。
テレグラムは高度な暗号化が可能なメッセージアプリで、一定期間経つとメッセージが自動で消去されるシークレットチャット機能があります。
ですので、犯罪のやり取りの足がつきにくいんですね。
闇バイトの案件と一番高額な案件は?
テレグラムから連絡すると、リクルーターから以下のようにメッセージがきます。
高額案件を探していると伝えると、来た返信が
一番稼げる案件を聞いてみると…
かけことは、振り込め詐欺などで電話をかけて相手を騙す役割のこと。
これが一番高額だと勧めてきました。さらに、
と聞いてきました。
持っていると答え、海外のどこに行くか?報酬はいくらか聞くと…
業務内容はこちらで用意したマニュアル通りに行えばOKです。
テレアポですね。
身分証明書を提示するよう求められる
その後すかさず、リクルーターは
と言ってきました。
すぐに身分証を提出させるのが闇バイトの手口です!
身分証を押さえてしまえば、個人情報が全て知られてしまいます。
やめたいと思っても脅されたりして抜け出せなくなる人が多いんです。
身分証を求めて来ても絶対に提示してはいけません。
電話をかけてみるも通話は不可
番組では、この後身分証は提示せずに、電話をかけていました。
しかし電話は拒否されました。
その後、リクルーターから、
と返事がありました。
この後おそらく、身分証を提示して仕事をする旨を伝えると、実際の業務の指示などがテレグラムを通じて行われるのでしょう。
ですが、番組なので身分証は提示せず、やり取りはここまででした。
闇バイトの特徴と注意するポイント
闇バイト一連の流れを見てきました。
これは闇バイト確定!とわかる特徴は、
- 仕事の応募をDMで行う
- やたら高額案件であること
- 実際のやり取りがテレグラムなど秘匿性の高いアプリ
- 身分証の提示を求められる
こういった特徴があれば、それは通常のバイトではなく闇バイト、つまり犯罪なのでスルーしてください。
今回のニュース番組でのやり取りは、明らかに闇バイトっぽい分かりやすい内容でしたが、今はこれだけニュースになってるのでリクルート内容ももう少し変わって来てると思うんですよね。
闇バイト出張案件(地方)が急増している
闇バイト界隈では出張案件が今とても増えているそうです。
これは、元々闇バイトが多かった東京など首都圏在住の人をリクルートして、地方に派遣し、特殊詐欺や強盗をさせるというもの。
山口県の事件とかがそうですよね。
これがとても巧妙で、イベントスタッフのような案件内容に見えてしまうのだとか。
まず、新幹線などの交通費、宿泊費用を負担してくれ、食費も支給してくれます。
地方で何らかの大きなイベントに参加するような仕事に見せかけてリクルートするのです。
交通費などの旅費を全て負担してもらえて、食費も出て、旅をしながらバイトとか最高じゃないですか。
なんて思ったら、到着してみたら詐欺や強盗の仕事だったという…。
怖すぎますよね。
闇バイトはこれからもどんどん巧妙化してくるでしょう。
今は分かりやすい内容でも、今後もっと通常のバイトと違いが分からない求人内容になることも考えられます。
ただ、やたらと高額の案件だったり、おいしい謳い文句は変わらないと思います。
闇バイトにひっかかる人がいなくなれば、凶悪な強盗事件や詐欺事件もかなり減るので、注意してください。
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