様々な汚れがありますが、血液の汚れってなかなか普通の洗剤じゃ落ちないですよね。
女性なら誰もが経験あるはずの、シーツやパジャマを経血で汚してしまった!!
という時や
子供に多い鼻血が急に、真っ白のシャツに・・・(;゚Д゚)
洗ったけど、完璧にシミが消えない。
シーツに血液のシミがうっすら残ってる、
クリーニングにもって行くのも恥ずかしい。
「セスキ炭酸ソーダ」はそんな血液の汚れをスッキリ綺麗に落とすことができるのです。
そもそもセスキ炭酸ソーダって?特徴と得意な汚れ
■ セスキ炭酸ソーダの特徴 ■
- セスキ炭酸ソーダ(別名:アルカリウォッシュ)
- 得意な汚れ‥‥皮脂、油汚れ、血液汚れなど 消臭効果も高い
- 性質‥‥phは9.8と弱アルカリ性 炭酸ナトリウムと重曹とを混ぜた洗剤で、中間的な性質
- 重曹と比べて‥同じアルカリ性の洗剤だが、重曹より水に溶けやすく、アルカリ度が10倍高い 洗浄力もそれだけ高い
水に溶けやすく、皮脂や血液汚れに強いので洗濯にはもってこいの洗剤です。
合成洗剤を使うよりすすぎ残しの心配がなく、洗濯に使う水を節水できる為、普段の洗濯をセスキ炭酸ソーダにしているという人も多いです。
そして、布ナプキンを洗う為に販売されている洗剤もセスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)。
つまりそれだけ血液汚れに強い!という事ですね。
血液の汚れ落とし セスキ炭酸ソーダの使い方
- たらいに水をはりセスキ炭酸ソーダを溶かします。
※お湯でなく水ですよ。 - 血液でよごれた衣類、シーツなどを入れてつけ置きします。
- 2時間~6時間ほど浸け置いて血液が浮いてきたら、よごれた部分をもみ洗いします。
- それでも取れていなければ、水を替えてもう一度セスキ炭酸ソーダ水を作り同じように浸け置きします。
- その後普段通り洗濯機で洗濯します。
汚れてすぐの場合は綺麗に取れますが、長い時間放っておくと取り切るのが難しくなるので
気付いたら早めに洗うようにしましょう!
血液汚れにお湯はNG!!
シミ抜きに、水よりお湯の方が油など浮かせるからとお湯に浸ける方は多いと思いますが、血液の汚れにお湯はNGなのです!
ゆで卵がお湯で固まるのと同じように、血液などのたんぱく質の汚れは温度が高いと固まってしまいます。
ですので、血液汚れをお湯でつけておくと汚れが固まってしまい、かえってシミが取れなくなるので、冷水で落として下さい。
セスキ炭酸ソーダの安全性は?
危険性はないと聞くけど、洗う時素手で扱っていいものだろうか・・?
あまり使い慣れてない物なので扱いが分かりにくいですよね。
セスキ炭酸ソーダは安全性の高い無機質なので、合成洗剤より環境に優しく、ph9.8と石鹸と同じくらいの弱アルカリ性なので肌への負担も少ないです。
入浴剤に使われたりもしていますし、重曹や炭酸ナトリウムは食品添加物にも使われているので、口に入ってもそこまで心配はないのです。
安全性は高いと言えます。
が、気にせず素手でゴシゴシできます。とは言えません。
肌への負担が少ないといえど、たんぱくを溶かすので、素手で使っていてヌルヌルするな~と感じます。
私はそんなにデリケートなお肌ではないので、素手で使っていますが、肌の弱い方はゴム手袋をしてから使用したほうがいいと思います。
ですが、基本的には体への毒性はなく安全で環境にも優しいです。
まとめ
血液汚れにはもってこいのセスキ炭酸ソーダですが、やはり早めの対処と水で浸ける事がシミにならない為に大事です!
セスキ炭酸ソーダは血液汚れ以外にも、皮脂汚れや油汚れに強く、洗濯に掃除に大活躍してくれますので、ひとつ買っておくと今後も何かと重宝しますよ!
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