朝夕は寒いのに日中は温かいお天気で気温の変化が大きく、
体調管理が難しい季節です。
そして12月になると流行りはじめるのがインフルエンザ。
高熱が出た、節々が痛い・・これはインフルエンザの症状?
病院へ行く前にちょっと待って下さい!
インフルエンザ検査のタイミングはいつ?
インフルエンザの症状
普通の風邪と見分けがつきにくいのですが、
38度以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等の全身症状が挙げられます。
また普通の風邪と同じように、のどの痛みや咳、鼻水の症状もあります。
ではこのようなインフルエンザと思われる症状が出たら、いつ病院へ行けば良いのでしょう?
でも熱が下がらないのでもう一度違う病院を受診したら、インフルエンザ陽性だった!」
というケースがあります。
これは、インフルエンザの検査キットがウイルスの量で反応するため、
ウイルスの量が少ない初期段階では陰性になることがあるのです。
ですので検査をするタイミングはインフルエンザに感染してから
12時間~24時間後が良く、タイミングを間違うとインフルエンザだったのに
検査結果は陰性になり二度手間になってしまう可能性があると思っておいて下さい。
(症状が出て12時間経過してから検査をしても陰性で、
何日後かに検査すると陽性だったという方もいます。
ウイルスの増え方は個人差があるので、陰性なのに熱が引かない場合はもう一度病院を受診されて下さい。)
検査を受けるのが遅すぎるのも良くない?
検査を受けるのが早すぎると陰性になる可能性がある
インフルエンザ検査ですが、
だからと言って遅すぎるのも良くありません。
抗インフルエンザ薬は、インフルエンザウイルスの増殖を抑える薬なので、感染してからあまり時間がたっていると薬の効果を期待できません。
ですので、なるべく早く発症後48時間以内に服用することが大事です。
・早すぎると正しい検査結果が出ないことがあり
・遅すぎると薬の効果を得られない
タイミングが難しい!!ですね。
インフルエンザの検査方法や保険適用後の検査費用は?
検査方法は?
インフルエンザの検査といえば鼻の奥をグリグリされるイメージですが、
これは鼻の穴や喉の奥の粘膜を綿棒でこすって、ウイルスがいるか検査しています。
この検査は迅速判断法といい、大抵の医療機関でこの検査をしており、
結果が15分以内に分かるのですぐにインフルエンザか分かるのです。
保険適用後の検査費用は?
健康保険適用せずに初診料込みで平均5600円なので、
3割負担で1700円程度で検査を受けることができます。
しかし大きな病院を受診される場合、
初診料が(紹介状がないと)高くなります。
また休日であったり夜間などの時間帯によって
加算されますので高くなりますし、
他の検査をしたり、薬を処方してもらったりで費用は変わります。
まとめ
インフルエンザは風邪の症状と似ているので判断しづらいです。
分からないからと放置していると肺炎や脳症など
重症化してしまう恐れがありますので、
特に子供さんや高齢の方は気をつけないといけません。