七五三はその名の通り、子供が7歳5歳3歳の時に神社にお参りする行事です。
この年齢ですが、昔は数え年で行ったのですが、最近は満年齢の時にする方が多いです。
ところが、七五三を行う日の11月15日以降から12月生まれの誕生日の子供は、数え年でするにしても、満年齢でするにしても中途半端な時期になってしまうのです。
どういうことでしょう・・?
11月後半から12月生まれの七五三の時期がヘン‥
11月15日以降から12月生まれの誕生日の子供が七五三をするとなると、どんな風にヘンなのでしょう?
数え年と満年齢の違い
数え年とは・・・生まれた年を1歳とし、翌年の元日には2歳になる。という年齢の数え方です。
例えば1月1日に生まれた人は、数え年だと生まれた日で1歳、翌年の元日に2歳となります。満年齢だと生まれた日は勿論0歳、翌年の1月1日にお誕生日を迎え1歳になりますね。
1月1日生まれの子供だと満年齢と数え年の差はジャスト1歳です。
では、12月の末に生まれた子供はどうなるでしょう。
例えば12月30日生まれの場合は・・?数え年だと、生まれた日で1歳、翌年の元日に2歳となるのは一緒ですが、まだ生まれて2日で2歳!!
なんという事でしょう。
まだこの世に生を受けてからたったの2日で2歳って、なんか可哀想な気がします。
満年齢の場合は、生まれた日は0歳、翌年の1月1日も0歳で同じ年の12月30日でやっと1歳です。
つまり満年齢と数え年の差は、2歳近く離れてしまうのです!!
ですので、数え年で七五三を行うとまだ2歳にも満たない時にしないといけなくなってしまいます。
でもそれはちょっと早すぎるという事で、満年齢でされる方が多いんですが‥
数え年でも満年齢でもやっぱりおかしい
例えば 2010年の12月30日生まれの子供が、11月15日に七五三をするとすると‥(男の子の、3歳と5歳バージョンで考えてみます。)
3歳の七五三の場合‥
- 数え年なら、2012年11月15日(1歳10か月)
- 満年齢なら、2014年11月15日(3歳10か月)
5歳の七五三の場合‥
- 数え年なら、2014年11月15日(3歳10か月)
- 満年齢なら、2016年11月15日(5歳10か月)
数え年でも満年齢でも、なんとも中途半端な事になってしまうんですね!
2014年にすると、どっちの年の七五三なんだろう?
ほぼ6歳で七五三して、翌年には小学校入学ってのも何か変な気がしますし。
数え年と満年齢の間の年がベストな気がしますが、満年齢とも数え年とも違う。
悩みますよね・・
11月後半から12月生まれの子供は結局いつ七五三する?
やはり、11月~12月の年末生まれの子供は『その年に満年齢で3歳になる』ということで数え年で3歳の年の翌年にされる方が多いです。(満2歳11ケ月)
本来は数え年で行う七五三。
それを満年齢の歳になるまで待って行うのは、数え年から2年も遅れてしまうのは、遅すぎる気がしますよね。
男の子の七五三は5歳の時だけということも多く、もしこれを5歳になるのを待ってすると、翌年4月には小学生です。
小学校の入学でも写真を撮ったりするので、11月に写真を撮り、4月にも撮り、では後から見ても変化があまりありません。
ですので、誕生日で考えずに、同級生がするときにする、という風に考えられると良いかと思います。
ただ、親族の不幸ごとがあって間もなかったり、子供の体調が悪かったりなど、それぞれ家庭の事情がありますし、地域の風習も違います。
ですので、一般的にこのようにする方が多い、ということを書いていますが、これが正解というものではありません。
どうしても、3歳になってからがいい、と思えば、11月でなくて12月でも受け付てもらえますし、兄弟に合わせて行うこともあります。
まとめ
結果的に、どれが正しいというのはありませんが、一般的に多いのは数え年の翌年でした。
まだ3歳にもなっていないので、かわいらしい着物姿と写真を残せそうですね。
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