重曹やクエン酸、純石鹸やセスキ炭酸ソーダなど、環境にも体にも優しい洗浄成分を使ったエコな掃除方法が最近注目されています。
「重曹がひとつあると何かと便利?らしい。」「なんか話題だから。」
などという理由で購入してみたものの、掃除の時の使い道があまり分からず結局活用できず、普通の洗剤を使ってしまっているという方はいませんか?
私がそうでした^_^;
しかし使い道をマスターすれば本当にエコで洗浄効果も高い!
そして何より色々買わなくていいので経済的!と言う事で、様々な活用方法についてご紹介したいと思います。
重曹で掃除をする時の使い方
重曹は、粉状のものが袋に入って売られていますが、この粉をどんな風に掃除に使っていけば良いでしょうか。
- そのままパラパラ塩みたいに使う!
- 重曹ペースト
- 重曹水スプレー
一番オーソドックスな使い方です。重曹は研磨力が強いので、何か磨くときなどはそのままパラパラと撒いて使います。
袋に入れた状態で使うと使いにくいので、塩コショウを入れているような瓶に入れて使うと便利です。(湿気やすいので蓋つきの物を。)
粉で使いにくい所はペースト重曹の方が便利かもしれません。
作り方は、重曹とぬるま湯を3:1の割合で混ぜて作ります。
作り方は、ぬるま湯250mlに対して、重曹大さじ1です。
重曹は水に溶けにくい性質があるので、スプレーとして使いたいならセスキ炭酸ソーダの方が水に溶けやすくスプレーで使いやすいですよ。
重曹掃除の色々な活用例
■キッチン掃除に
油汚れに強い重曹をペーストにして塗り、少し放置してからこすります。
重曹は研磨効果が高いので、そのまま振りかけてこすります。
軽い油汚れ、手あか汚れは重曹水スプレーを吹いて
重曹に、クエン酸(酢)をかけると二酸化炭素の泡がブクブクと発生して、泡で汚れを落とせます。手の届きにくいところの掃除に便利です。
■お風呂掃除・トイレ掃除に
湯垢は重曹で掃除すると綺麗になりますが、石鹸カスや、尿よごれはアルカリ汚れなので、クエン酸スプレーで拭いてから重曹で磨くともっと効果的です。
■リビング掃除に
■消臭剤・除湿剤として使う
重曹には消臭効果・湿気を取る効果があります。
ジャムなどの空き瓶に重曹を入れ、ガーゼで蓋をして、臭いや湿気の気になる下駄箱や、クローゼット、冷蔵庫などに置いておきます。
トイレの消臭にも使えますが、トイレの臭いにはどちらかと言うとクエン酸の方が効果的ですよ。
重曹掃除の注意点は?
- 弱アルカリ性なので、肌の弱い人は注意!
- 食用・薬用・工業用と分かれている
- 重曹掃除の後白く残る事がある
- 重曹を使わない方が良い物質もある
石鹸よりも弱いアルカリ性ですが、長時間使っていると手荒れを起こす場合もあります。肌の弱い人は手袋をして使いましょう!
純度の高いものから、薬用⇒食用⇒工業用があります。
掃除には工業用で充分ですが、小さな子供さんがいて、口に入れてしまう心配がある場合は食用を使うと良いでしょう。
重曹で掃除してすぐは綺麗なのに、時間がたつと白い粉のように残る事があります。
重曹で掃除した後は、クエン酸水スプレーで拭き上げると白く残らず綺麗に仕上がりますよ。
アルミを使った製品は黒く変色してしまう事があります。
畳の掃除もシミになる可能性があります。
重曹は研磨効果が高いので(傷は付きにくいですが)高価な素材には使わない方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ただの白い粉・・・ですが、重曹には使用用途が沢山あるんです!
これは掃除に使った場合の一例で、まだまだ色んな使い方ができるので、是非活用して下さい!
また重曹を使うならクエン酸もセットで揃えておいた方が良いですね。
最近もっと注目されているセスキ炭酸ソーダの方が、アルカリ度が高いので洗浄力がより高いですが、セスキ炭酸ソーダが得意な分野と重曹の方が得意な分野があります。
セスキ炭酸ソーダと重曹、クエン酸の使い分けについてはこちらに詳しく記載していますので、よろしければどうぞ。
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