もうすぐひな祭りですが、ひな人形は最近飾っていますか?
幼いころは毎年飾っていましたが、だんだん出し忘れていき、私も10年以上自分では飾っていません。
特に、7段などの豪華な物は収納の場所も取るし、出さないままたんすの肥やしになっているのではないでしょうか?
子供のころからお世話になったひな人形を処分するなら、
●どのタイミングで
●どのような方法で
処分すれば良いのか、まとめてみました。
ひな人形の処分はどのタイミングでするべきか?
そもそもなぜひな人形を出すかと言いますと、
ひな人形は女の子の成長を祝う人形で、子供の身代わりになり、病気や事故から子供を守ってくれ、また早くお嫁にいけますように、と願を込めたものでもあります。
ですので、ひな人形を片付けるのが遅くなると、結婚が遅くなる、と昔から言い伝えられていました。
つまり、結婚ができたら一旦はお役目を果たしているので、
・嫁ぎ先に持っていき、自身で飾る
・実家で親が飾ってくれる
・処分する
と結婚後に選択肢が分かれます。
つまり結婚していて、長らくの間ひな人形を出せていないのならば、ひな人形も可哀想なので処分を考えた方がいいかもしれません。
しかし、いくら飾るのが面倒でも、祖父母から買ってもらった大切なひな人形で、処分となると気がひけるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お雛様とお内裏様だけ残して処分する
ひな人形を全部飾るとなるとスペースがなく難しい、置いておくにも収納も大変、面倒・・・だと思います。
しかし、お雛様とお内裏様だけならすぐに出せます。
ですので、7段や5段などのひな人形の場合は、お雛様、お内裏様だけは残して、あとは処分するという方法を取る方が多いのです。
『でもセットで買ったものなのに、他の人形と引き離して捨ててしまうのは・・・?』
と迷われるかもしれませんが、本来、ひな人形はお雛様とお内裏さまの二体で完成なので、他の人形を処分してしまっても問題はないようです。
point お雛様とお内裏様だけ残すなら、毛せん(赤い敷物)、ぼんぼり、びょうぶ、三宝、桜、橘なども一緒に飾るので、残しておいた方が良いです。ひな人形の処分方法は?
ひな人形を処分することにしたら、どう処分すれば良いでしょう?
人形供養に出す一般的には、お寺や神社で人形供養に出す方が多いようです。
ひな人形以外にも、その他人形、ぬいぐるみなども処分の際は人形供養に出す事ができます。
供養費用は神社により変わってきますが、段ボール箱一箱3000円~のように、箱単位で引き取ってくれます。
どこの神社やお寺でも引き取ってくれる訳ではありません。前もって確認を取りましょう。
郵送で引き取ってくれるところもあります。
寄付する老人ホームや児童施設や、幼稚園などに寄付するという方法。
ただ、同じように処分に困っている人が多いので、引き取ってもらえない可能性のほうが高いかもしれません。
それでも、寄付できたなら処分せず有効活用してもらえるので、一度お近くの施設などに問い合わせてみると良いでしょう。
ネットで売るひな人形の中古なんて売れるのかな?と思ってヤフオクを見てみると、中古でもちゃんと売れていました。
物によってはウン万円の高額な価格で売れているものも。
フリマアプリでも売れていたので、状態が良ければ売れる可能性があります。
まさに捨てる神あれば拾う神ありですね。
まとめ
ひな人形は本来、飾れるのであれば、早々に処分しないほうが良いのです。
ですが、やむを得なく手離す選択したのであれば、処分するにしても、寄付するにしても、子供のころから身代りになって守ってくれていた、ひな人形に感謝の気持ちを込めて、綺麗にして手離すことが大切ですね。